椎名町 「北の誉」(大人のディズニーランド37) | 白州本樹のブログ

椎名町 「北の誉」(大人のディズニーランド37)

お友達の「じんこ」が主演してる舞台を観に、

シアター風姿花伝へ


台風の中、目白駅から向かう…


遠い遠い


徒歩20分位ありましたよ


道すがらリサーチするも、

やはり目白って場所は


無いですねぇいい感じの酒場が


目白通り沿に1.2軒、「おや?」っと思わせるお店も無きにしも非ずでしたが、



目白…
基本的に酒場不毛地帯ですね


そして、シアター風姿花伝到着…




頭の中はこれから始まる舞台よりも、

終わってからどこで飲もうかと言う事ばかり…


この「シアター風姿花伝」、

目白よりも

西武池袋線の「椎名町」とか、

西武新宿線の「下落合」の方が近い事が判明…


「目白戻るよりこっちの方がきっといいぞ…」


という事で、終演後、

主演で疲れている「じんこ」を引き連れて


椎名町へ…



池袋から各駅停車で一駅、

人生で1度位しか降りた事無い駅です…


でも、意外にいい感じですよここ…





結構良さげな感じの店がありますね…

目白とは大違いです。
こっちに来て正解。

そんな中、我々3人がたどり着いたのが

大衆酒蔵「北の誉」





「おんな酒場放浪記」で観た事があるお店でしたが、

テレビで観るのと、
実際入るのとでは大違い!

お店から漂うオーラはテレビの画面からは感じる事は出来ません。

やはり、芝居も酒場も
Liveが一番ですね。



入って左側に調理場とカウンターが一直線に伸びますが、


意外にテーブル席も充実していて、全体的に明るく活気に満ちたお店です。

瞬時に名店だとわかります。

我々はテーブル席に着席
結構立派な熊手です。

瓶ビールで乾杯して


特製煮込み400円
白味噌煮込みです。

最初、味噌汁の様でありますが、
その後、奥深い所からモツ煮の味がジワジワとやって来ます。
その複合的な味わいが絶妙です。

ありそうで無い、手の込んだ一品です。

バイ貝400円
出汁が逸品です!


貝殻で何度もすくって飲んでしまいます…
止まらなくなります…
この出汁はそんじゅそこらのものではありません。


地鶏盛り合わせ590円

どれも上品な味わいです。

つくねがこのお店の丁寧な仕事ぶりを証明してますね。
シソとナンコツの相性が絶妙で、他店には無い一品に仕上がってます。

おんな酒場放浪記で、寺澤ひろみさんも頼んでいた、

ピンピン焼き680円

山芋のもんじゃと言った感じですかね。

中に生卵が隠れていて、混ぜて頂きます。
青海苔がアクセントになっていて、
そのままでもマイルドな味わいで美味しいです。


本日のおススメメニューの
ハンペン明太チーズ焼き550円
これ、美味いです!
どう見ても、2代目店主の創作メニューでしょう。
かなりイケてます。
チーズ好き、明太子好きにはたまらない逸品です。
ハンペンのこんな美味しい食べ方もあるんですね。
定番メニューにして欲しいほどです。

今日は2代目主人が厨房を仕切っています。
まだ顔にあどけなさが残る、
まるで少年の様な2代目ですが、

腕前はもう立派な板前の域に達しています。
2代目も店員さんもみんなニコニコしていて、店内に清々しいオーラが満ち溢れています。

今月の日本酒
残念ながら「十四代」が売り切れですが、

ここは、店名の由来でもある、

「北の誉」純米生酒 瓶900円を…


北海道は中標津の名酒場
「いちばん星」で頂いて以来の
北の味です。


美味いです!

本日のおススメの
「まぐろカマ焼き」が気になっていたのですが、
「海老グラタン」も捨てがたく…

インスタ映えしそうな方を選びました…

海老グラタン680円
見てください!

インスタ
映える映える!

味はバッチリ、
完全に洋食屋のグラタンです。
と言うか、
この海老フライのデカさ!
これだけでも立派な一品なのに、
更にグラタンに乗せちゃってるこの豪快さ…

これはマストアイテムですね。

レモンサワーで仕切り直しです。


お会計
飲んで食べて、3人で6480円…

どの料理も手が込んでました。

安く明るく美味しく、

まさに
西武線沿線最強酒場の名に相応しい名店です。
(西武線沿線で飲んだことありませんが…)

西武線…
確かに飲んだ事はないなぁ…
京成線や常磐線沿線の酒場とは違った雰囲気の
落ち着いた優しい活気のあるお店でした…
まぐろカマ焼き
食いそびれたなぁ…

全メニュー試したいです…