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 1971(昭和46)年3月24日、芸備線の三次以東から蒸気機関車の牽引する列車が姿を消しました。
ちなみに、木次線の貨物列車は同年9月末まで備後落合に乗り入れていましたから、それが広島県内最後の蒸気機関車による定期運行ということになります。

 3月23日に822列車を新見まで牽引したC58-323号機が、翌日の823列車を三次まで牽引しました。
通常では822列車の三次~新見間は新見機関区所属のC58牽引でしたが、芸備線最後となる蒸気機関車牽引の旅客列車ということで、惜別マークを取り付けた三次(芸備線管理所)のC58が牽引しています。
なお、乗務員は822列車、823列車共に三次の担当で、往復乗務したと聞きました。

 画像は3月24日に庄原市内の高(たか)駅で、反対列車の待ち合わせ中に撮影しました。
高駅には古い木造駅舎が今も健在ですが、列車が停まっている方の線路は近年取り外され、交換の出来ない「停留所」となっています。


 最後の旅客列車を牽引したC58-323号機は1942(昭和18)年に汽車会社で製造、富山機関区に配属されました。
1948(昭和23)年、三次に転属して芸備線で活躍しましたから、いわば生え抜きに近い機関車です。

当時は戦後の復興期で、旅客・貨物共に輸送量が増えており、8620よりも出力の大きなC58を増やしたものと思われます。※同時期に相当数のC58が三次に転入

三次所属のC58は広島での間合いを利用して、宇品線でも使用されています。


 C58-323号機は芸備線の無煙化後、山口県の厚狭機関区に転属、宇部線などで使われた後、1年近くの休車状態を経て、1974(昭和49)年5月に廃車となりました。