このパイロットの証言によれば、香港を飛び立っておよそ5時間後、高度1万メートルの地点で、飛行ルート上の、カムチャッカの南の海の地平線に赤い発光体を発見。発光体は雷の放電に似ていたものの、垂直方向の上方に移動していたという。
パイロットは飛行機がこの場所に接近した際に数枚の写真を撮影したところ、この発光体は洋上の複数の明るい斑点から出ていることがわかった。
パイロットはこれについて管制官に報告したところ、管制塔からは他の飛行機からも同じように発光体の目撃報告が届いているといわれた。
現象の正体をつかもうと、専門家らによる調査が開始されたものの、現段階では何も明らかにされていない。
パイロットの見たものを水中火山の噴火とするのが唯一、健全な見方ではあるものの、当時このルートで噴火していた火山は報告されていない。