土曜日に歯科医院に行った時のこと。

前回の予約を取るときに、空いている時間、

「9時半と10時半が空いていますよ」

そう言われたので、

「では、9時半でお願いします」


当日になって、予約カードを見ると、

『10:30』になっている。

終わってから買い物に行く積りでいたので、

慌てて、先に買い物を済ませてから、

10時過ぎに歯科医院に到着。


ところが、直ぐに呼ばれて治療が始まる。

初期虫歯の詰め物の型を取って治療は終了。


木曜日に言われた被せ物については、

保険で治療するか、自由診療にするか、

それは、次の木曜日に返事をすればいいのだが、

「確定申告しても大して戻らないですし、

 リウマチ患者って、今ではあまり言われませんけど、

 肝機能、腎機能に負担が掛かって寿命が短いから...」

なんて話したら、

「リウマチって、そんなに痛いんですか?」

歯科医師が聞き返したので、

「抜歯したときに処方される2回分のロキソニン、

 あれを1日3回服用しても痛むので、

 それで虫歯になっても気付かないことがあるんです」

「え~っ、そんなに痛むんですか、どんな症状ですか?」


話が完全に横道に逸れているというのに、


「例えば手首の関節が狭くなっているので、

 重いものが持てないとか、力が入れられなかったり、

 足の指も変形しているので、長時間歩けなかったり、

 そんなことで、膝も曲がらなくなったりするんです」


見た目では理解されたことがないので、

どうせ信じてもらえないのだろうと思っていたが、


「それだと、症状としては軽い方なんですか?」

へぇ~、やけに関心を持つんだなと思いつつ、


「一応、働くことができているだけでもありがたいですよ」

「そうなんですか、私の祖母もリウマチなんですが、

 痛い、痛いって、いつも言っているものだから...」




これにはちょっと驚いてしまったが、

なんで症状を聞きたがるのか、分かる気もする。

こればかりは当事者でないと分からないし、

リウマチ専門医だって、どこまで理解できているのか...


「それだと、バイオを使っているんですか?

 自己注射とか、点滴で受けるんですが」

「いえ、飲み薬だけみたいですが...」

「今は治療薬も増えていますからね、

 お祖母ちゃん、大事にしてあげてくださいね」


ちょっと、歯科医師に親近感が湧いてしまって、

そんなこともあって、自由診療に。

どれだけリウマチを理解されたのか分からないが、

加齢による関節痛とは違うから、

それだけでも分かってもらえば、痛がることが、

少しでも理解できるのかも知れない。





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