昨日は結局、2人のソーシャルワーカーと話すことに。

ソーシャルワーカー、病院で働いているから、

医療ソーシャルワーカーの方が正確なんだろう、

でも、特別な資格は不必要だとは...


とはいえ、医療福祉系の大学や短大で学んで、

社会福祉士の資格があった方がいいとか。

社会福祉士...かつて母の高齢者虐待のことがあって、

それ以来、短大卒は実務経験が必要になったが。


転院先で説明を受けたのは男性だった。

最初にリハビリ室を見学させてもらって、

ホームページの写真通りだったので、

少し安心したけれど...

15年も経っていれば、多少傷みはあったりするのは、

まぁ、仕方がないことなんだろう。


次に案内されたのは急性期の病棟。

母が入院していた頃と、ベッドの並びといい、

病室の備品などがほとんど同じで、

つい、その頃のことを思い出してしまった。


最後に案内されたのは回復期の病棟。

とはいえ、元々は一般病棟だったものを、

リハビリテーション病棟と名前を変えただけ。

ただ、設置基準は定められているので、

その点については、しきりに強調していたが。


正直な人なんだろう、

「後記高齢者の患者さんが多いんです、

 回復期、包括ケア病棟って、

 介護認定まで一時的に預かる役目もあるんですよ」

なんて、最長60日とか90日の理由を説明してくれた。

事前に調べた通りのことだったので、

その点では信用してもいいと思えた。


最後に会議室に案内されて、

パンフレットを順に説明したり、

入院時に掛かる費用だとか、必要なもの。

支払方法や入院の手続きなど具体的な話まで。

「他にもあたっている病院があるんですが」

そう聞いたところ、

「構わないですよ、候補のひとつに考えてください」

そう言われて、病院を後にした。

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聞いたことは、できるだけ早く女房に伝えた方がいい。

メモは取ってあるけれど、正確に伝えなくてはならないし、

今、入院している病院のソーシャルワーカーは、

転院先の病院のことを、まったく知らない。


そんなことでリハビリが開始されるまでに、

急いで向かって、説明されたことを話して、

メリット、デメリット、それぞれ話してから、

今の病院のソーシャルワーカーを呼んで報告したら、

「それなら、その病院で決まりでいいわね」

と、女性のソーシャルワーカーが言うので、

「えっ、もうひとつ提案してくれたところも、

 是非、面談したいんですが」


そう話したら、

「だって、ウチとやることは同じで無駄よ」

「もうひとつも見学して、比べてみたいんですよ」

「それなら当たってみるけど、引き受けてくれるか....」


自分で提案したのに、それはないだろう、

ちょっと呆れてしまったのに気付いたのか、

「暮れだから、どこも満床だからね」


オイオイ、転院先は選べるとか、

あたってみると言っていたのに、それはないだろう。

今の病院にとっては、患者のことより、

転院してもらうことが目的だから、

ひとつでも見つかれば終わりって、随分だな、

正直なところ、呆れてしまって....


「ところで相手先の病院では抜糸してからの方が、

 転院もスムーズだって言われたんですが」

その前の面談の時には抜糸しなくても転院できる、

そう言われたのに....

「そうですね、術後1週間から10日で抜糸なので、

 転院は、それからになると思うわよ」

えっ、先日の話と食い違っている...


「それと、相手先の主治医が担当している日の、

 午前10時までに転院してくださいって、

 言われたのですが....」

「あっ、それなら相手先と調整するから、

 気にしなくていいのよ」


また、話が食い違っている。


医療ソーシャルワーカー、

本来は患者や家族のための仕事。

なんで自分の病院の都合ばかりなのか、

理解に苦しんでしまった。




トレヴァー・ピノックで。



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