ASEM:日中首相、無言ですれ違い 目も合わさず
(毎日新聞 2012年11月06日 01時13分)
【ビエンチャン米村耕一】ラオスの首都ビエンチャンで開かれているアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の会場で5日、各国首脳らが記念撮影をした際、野田佳彦首相と中国の温家宝首相がすぐ近くをすれ違ったが、互いに目を合わさず、言葉も交わさなかった。
記念撮影で野田首相は前列右端付近、温首相は前列中央付近に立ったため、会議場に向かう温首相が野田首相の前を通り過ぎる格好になった。沖縄県・尖閣諸島を巡って日中間の溝が深まる中、滞在中に日中首脳会談は行われない見通し。野田首相が5日夜、記者団に「偶発(の接触)は分からないが、現時点で予定はない」と語った通り、その後のラオス国家主席夫妻主催の夕食会でも会話する場面はなく、「関係修復」は難しそうだ。
URL:http://mainichi.jp/select/news/20121106k0000m010108000c.html
9月11日の
日本政府の尖閣国有化発表後、ほとんど毎日接続海域に中国監視船が現れる。日本の領海内にも10数回侵入して我が物顔で航行する。
そして、
温家宝首相はASEM首脳万座の前で、野田首相を無視した。
確かに、
大人気ない非礼な態度だが、それだけ、「領土問題は一歩も引かないぞ」との、意志が固いことを伺わせる。
それに比べ、
苦り切って、臍を噛む様子の野田首相の姿が情けない。
野田首相は、
ASEMでも、「地域の平和と安定のために冷静に対応する日本の立場」との、お決まりのお題目を唱えているが、「何もしない、何も出来ない」のが実情だ。
『冷静さ』と、
耳には良いが、要するに手も足も出ないで見ているだけではないのか!?。
こんな、
日本政府を、『地域の平和と安定のため』と強がって、誰が期待すると言うのだろうか?。
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