基礎縫い ミシン編 20
共布ループの作り方、返し方 2 (糸で返す方法)
返す前のループの縫い方の工程とループ返しを使用する場合のページをリンクを貼っておきます。
それでは、糸を使用して共布ループを返すコツを説明します。
1、太めの糸を使用します。
穴糸1本どりとかが良いです。
注意
細い糸だと返している途中で切れてしまう可能性があるので必ず太い糸を使ってください。
山三角に(縫い方のページ参照)カットした0.5cm下の内側から針を刺します。
2、もう一度、上の写真で針を刺しているところに針を刺して引くと下の写真のように輪ができます。
4、この輪で山三角をくわえるように針についている糸を指に巻きつけて引きます。
はじめだけは焦らずに生地がたまらないように山三角の部分を上手に入れ込んでください!
ポイント
ここで山三角が上手に入れられればループが動いてきます。
そのコツは写真のように右手はループをつぶさないように筒状を意識して筒の外側をさすり引く感じです。
左手は針は抜いてどかしてもらって、指に糸を巻きつけるようにして糸を引っ張ります。
右手は”そーっと” 左手は”ぎゅーっと”
ポイント
上の写真で悪い例の方は何がいけないかと言うと、写真がよく撮れてないのですが、返している部分がイモムシ状に生地がたまってしまっている状態です。
右の良い例は返している右上の部分に生地がたまっていない状態で返せてる途中の写真です。
常に右の写真の状態で筒の外側を引いて返して下さい。
生地をためてしまうと生地が動かなくなってしまいます。
5、返しに成功するとスルスルと返って下の写真のように出てきます。
返すのには慣れないとちょっと大変かもしれませんが、コツをつかんでしまえば、どんな生地でも返せるようになります。
慣れないうちは、ループを縫う太さを少し太めに縫うと良いです。
そして、ポリエステルサテンのような滑る生地で練習すると返すコツがつかめます。
初めて返せたときは不思議な感覚に楽しいと初心者さん達は言います。
是非その感覚を楽しんでみてください。
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