エクシーガを買った当初から、サンバイザーが落ちてくるという事に困って、色々修繕を試みたんだけれども、これなら大分長持ちするだろうという感じの修理方法に至ったので紹介します。
ちなみに、スバル車全体、同じような仕組みの場合が多いので、インプレッサ、レガシィ、フォレスターなんかでもサンバイザーが落ちてくる場合、役に立つかもしれません。
さて、根本的な原因は、サンバイザーのシャフトの保持のカシメがプラスチックによるものであり、これが何らかの拍子で壊れると、頻繁にシャフトが抜けて落ちてくるという状態になります。
そして、修理となると、サンバイザー交換になります。
なんと、5000円以上。ねじ2本ですが、頼むと工賃も取られるでしょうか?
まあ、Amazonで頼めば来ますので、ねじ2本外して取り付ければ、5000~6000円程度で直るといえばそうなので、それでもいかもしれません。
で、中古と思っても、今時は送料が高めなので、そう安くつきませんし、同じように壊れないか不安です。
という事で、悪あがきをするわけです。
サンバイザー自体は、+ネジ2本で外れます。
しかし、外すと、ご覧のような状態で、穴が小さいので、シャフトに対してあまり大掛かりに補修できません。
そのシャフトたるや、こんな感じ。
実は、補修した後で、一度外して撮影しています。
色々試しました。タイラップで縛ってみたり、アルミテープで補強したり…
でも、程なく、こういう状態になりました。
この黒いものは何かというと、これの一部です。
タイヤというか、ホイールにつけるエアバルブ、ゴムバルブです。
タイヤを交換する時に、交換します。いうほど高くはありません。
大体、10個480円とかです。国産でも4個550円で、タイヤを長持ちさせる人だったら、タイヤを買う度に交換するのが良いと思います。長持ちさせない人だったら、2回に1回とかでしょうか。いずれ、忘れがちですが、安いのでもいいからけちらないで交換したほうが良いパーツです。
ゴムバルブが悪くなると、スローパンク的な症状が多く出ますので、何だかしばらくたつとタイヤの空気が抜ける、という場合には、ゴムバルブが原因の場合も多々あるように思います。
バルブ交換となると、少なくとも、タイヤの片側のビード落とさなくてはないので、タイヤ嵌め変え程度の工賃が手間かかると思いますので、ホイールからタイヤ外した時に交換することをお勧めします。
さて、そのゴムバルブのどこかというと、こんな感じです。
ホイールから外す時は、私の場合、ホイール内側をカッターで切るんですが、タイヤ屋さんがどうやってるかは知りません。
ホイール内側で切った場合、オレンジ線のところで切れますので、写真の左側が今回有用な部分です。
押し込む時まあまあ力がいりますが、そんなにやたらと入れるのが難しいわけではなく、割とすんなり入ります。
まあ、ちょっと頼りないけど、これでちょっと様子見ようと思っってから、1年程度は持っていると思います。
なので、とりあえず、サンバイザーが落ちてくる場合、この手で暫く持つんではないかと思います。
ちなみに、ボディー側の穴にもそう大変じゃなく入ります。ボディー穴径よりは、バルブのゴムの方が少々小さいですので、その点でもグッドです。
ただ、バルブ形状もいろいろだと思うので、中にはこの用途には適さないものもあると思うので、全部が全部大丈夫というわけではないかもしれません。
それにしても、なんでこんな修理方法に至ったかというと、結局のところ、エクシーガのサンバイザーの落ちてきたのと、タイヤ交換のタイミングというか、夏冬タイヤとも新しく(というか中古だけど)用意したので、たまたまゴムバルブの切れ端嵌めてみるかな、と思ったらうまくいったという事で、こういう偶然の出会いも大切だなと思ったりする今日この頃です。
スバル車で、サンバイザーが落ちてくるという方は、一度トライしてみてはいかがでしょうか?