バイクのチェーンというものは消耗品で、距離の長い短いはあっても、それなりに走ったら交換するものです。
スプロケットも変えればよいですが、鉄スプロケットの場合は、チェーンの状態によっては、まだ変えなくてもよい場合があります。
サイズ、コマ数は、バイクによりまちまちで、殆どの場合変わる事はないですが、チェーンそのものの種類については、大きくシールチェーン、ノンシールチェーンに分けられます。
シールチェーンというのは、チェーンの中にグリスが封入され、それが漏れないようにシールが付いている構造で、殆どメンテナンスフリーでよく、オンロードバイクなら、十中八九の場合でこれが高級品です。
多くの場合シールチェーンが万能で高級と思われがちですが、適さないケースもまれにあります。
1つは小排気量車の場合。シールチェーンは比較的固いので、馬力を食ってしまう面があり、125cc未満などの場合、シールチェーンでない方が顕著に速い場合があります。
もう一つは、オフロードバイクの場合です。わたしのTT250Rレイドがこれに当たります。
オフロードバイクで、オフロードをよく走行する場合、シールチェーンを痛めてしまいやすい面があり、せっかく高いシールチェーンを買っても、無駄になってしまう場合があります。ところどころシールが痛んでいても、結局メンテせねばなりません。砂などがチェーンについた場合、洗浄するのがいいのですが、その場合にシールを痛めやすい面もあります。
あと、オフロードバイクはサスペンションのストロークが長く、少々フリクションが大きいシールチェーンだと、リアサスの動きが悪くなる、という面があります。モトクロッサーなんかはノンシールだと思います。なので、オフをちゃんと走るには、ノンシールの方がサスペンションが良く動いてよい面もあるわけです。
オフロードバイクでも、舗装路の上を走る事が多い場合は、シールチェーンでも上記2要素は該当しませんので、メンテナンスフリーという事を考えると、シールチェーンの方が良いわけです。リアサスの動きといっても、オンロードの場合、ひょこひょこ動く場合というのは少ないですから、あまり影響しません。
で、私のTT250Rレイドのチェーンというと、去年錆びさせてしまい、所々固まってしまって、シールチェーンという事もあり、結局のところ寿命です。
安いチェーンを売っていたので、換えてみる事にしました。

KMCというところの、一応ハードチェーンなようですが、結構ちゃっちいです。
今までのチェーンと並べてみます。

上が今までのもの。下はKMCのハードチェーン。いずれも428です。以前のものは、純正であればDIDかと思います。
というか、250でも428なんだなぁと、少々ちゃっちい感じがします。そのせいもあって、リンク数は134と、結構な数です。一般的なオフ車だと、520で110リンク前後というのが一般的かと思います。
交換作業は、前のチェーンをサンダーで切断し、新しいチェーンのコマを同様にサンダーで切断して合わせ、入れ替えて、クリップではめるだけです。
コマ数は、140リンクを134に詰めたので、6コマつめました。一応は現車に合わせてみる事をお勧めしますが、今回は標準で大丈夫でした。
ちなみに、チェーンは常に2コマずつセットになるので、135リンクとかにできないので、短くなるケースは案外ないです。余程スプロケが小さく変わらないとないですね。
クリップ式チェーンであれば、サンダーがあれば、特に工具は必要ないです。
チェーン交換作業的には、サンダーで鉄を削れれば、むしろリアホイールを浮かす方が面倒なくらいです。
まあ手順は多少前後しても、古いチェーンと新しいチェーンを交換すればいいわけで、入れ替え時には、新しいのと古いのとを繋げて行うと、スプロケにコマを嵌める手間が省けます。
オフ車だと、フロントスプロケが見えているものが多いですが、TT250Rレイドは見えない=かけるのが大変なので、つなげて行った方が良いです。
交換したら、チェーンの張り調整をし、新しいチェーンに一応給油します。
私はこの頃は、モリブデングリースとチェーンソーオイルを混ぜたやつを塗りたくります。モリブデングリースを混ぜると、その後、錆が少なくなるような気がします。
で、交換後ですが、やはりスムーズになりました。ノンシールの方が私にはあっている感じがします。長距離ツーリングが多いとなるとまた話は変わってきますが、オフ走行多めの場合はノンシールの方が良い感じがします。
調子よくなった感じがするので、またぼちぼち走ろうと思います。
スプロケットも変えればよいですが、鉄スプロケットの場合は、チェーンの状態によっては、まだ変えなくてもよい場合があります。
サイズ、コマ数は、バイクによりまちまちで、殆どの場合変わる事はないですが、チェーンそのものの種類については、大きくシールチェーン、ノンシールチェーンに分けられます。
シールチェーンというのは、チェーンの中にグリスが封入され、それが漏れないようにシールが付いている構造で、殆どメンテナンスフリーでよく、オンロードバイクなら、十中八九の場合でこれが高級品です。
多くの場合シールチェーンが万能で高級と思われがちですが、適さないケースもまれにあります。
1つは小排気量車の場合。シールチェーンは比較的固いので、馬力を食ってしまう面があり、125cc未満などの場合、シールチェーンでない方が顕著に速い場合があります。
もう一つは、オフロードバイクの場合です。わたしのTT250Rレイドがこれに当たります。
オフロードバイクで、オフロードをよく走行する場合、シールチェーンを痛めてしまいやすい面があり、せっかく高いシールチェーンを買っても、無駄になってしまう場合があります。ところどころシールが痛んでいても、結局メンテせねばなりません。砂などがチェーンについた場合、洗浄するのがいいのですが、その場合にシールを痛めやすい面もあります。
あと、オフロードバイクはサスペンションのストロークが長く、少々フリクションが大きいシールチェーンだと、リアサスの動きが悪くなる、という面があります。モトクロッサーなんかはノンシールだと思います。なので、オフをちゃんと走るには、ノンシールの方がサスペンションが良く動いてよい面もあるわけです。
オフロードバイクでも、舗装路の上を走る事が多い場合は、シールチェーンでも上記2要素は該当しませんので、メンテナンスフリーという事を考えると、シールチェーンの方が良いわけです。リアサスの動きといっても、オンロードの場合、ひょこひょこ動く場合というのは少ないですから、あまり影響しません。
で、私のTT250Rレイドのチェーンというと、去年錆びさせてしまい、所々固まってしまって、シールチェーンという事もあり、結局のところ寿命です。
安いチェーンを売っていたので、換えてみる事にしました。

KMCというところの、一応ハードチェーンなようですが、結構ちゃっちいです。
今までのチェーンと並べてみます。

上が今までのもの。下はKMCのハードチェーン。いずれも428です。以前のものは、純正であればDIDかと思います。
というか、250でも428なんだなぁと、少々ちゃっちい感じがします。そのせいもあって、リンク数は134と、結構な数です。一般的なオフ車だと、520で110リンク前後というのが一般的かと思います。
交換作業は、前のチェーンをサンダーで切断し、新しいチェーンのコマを同様にサンダーで切断して合わせ、入れ替えて、クリップではめるだけです。
コマ数は、140リンクを134に詰めたので、6コマつめました。一応は現車に合わせてみる事をお勧めしますが、今回は標準で大丈夫でした。
ちなみに、チェーンは常に2コマずつセットになるので、135リンクとかにできないので、短くなるケースは案外ないです。余程スプロケが小さく変わらないとないですね。
クリップ式チェーンであれば、サンダーがあれば、特に工具は必要ないです。
チェーン交換作業的には、サンダーで鉄を削れれば、むしろリアホイールを浮かす方が面倒なくらいです。
まあ手順は多少前後しても、古いチェーンと新しいチェーンを交換すればいいわけで、入れ替え時には、新しいのと古いのとを繋げて行うと、スプロケにコマを嵌める手間が省けます。
オフ車だと、フロントスプロケが見えているものが多いですが、TT250Rレイドは見えない=かけるのが大変なので、つなげて行った方が良いです。
交換したら、チェーンの張り調整をし、新しいチェーンに一応給油します。
私はこの頃は、モリブデングリースとチェーンソーオイルを混ぜたやつを塗りたくります。モリブデングリースを混ぜると、その後、錆が少なくなるような気がします。
で、交換後ですが、やはりスムーズになりました。ノンシールの方が私にはあっている感じがします。長距離ツーリングが多いとなるとまた話は変わってきますが、オフ走行多めの場合はノンシールの方が良い感じがします。
調子よくなった感じがするので、またぼちぼち走ろうと思います。