津波の時に、PCのHDDだけは外して持って来たのでした。
そのうち、12月ごろまで使っていた1TBのものは読めましたが、津波の日まで使っていた2TBのHDDは読めていませんでした。
HDDからのデータ移植?HDD生きてるかな?
↑1TBのデータを移動した時の様子です。

その後というか、前からですが、何度となく2TBを読み出そうとチャレンジしたのですが、全く駄目で、先週辺り、どうせ駄目で元々と思い、分解してみたのでした。

ちなみに、WDというかWestern DigitalのHDDの場合、トルクスのT8サイズのネジを使っているので、T8が回せれば分解できます。

分解したというのは、HDDを電源に繋いでも回る音がしなかったので、これはHDDの軸が固まっちゃったかな、と思ったという事がありまして、分解して手で回したら回るかな、と思ったので、分解してみました。

分解して、手でプラッタを回してみましたら、少々渋いものの、少々回るようになりましたが、電源を繋いでも回らず、というか、回りそうな気配があるのですが、その時はPCでは認識しませんでした。

それから、1週間経ったか、自分のいる所を片付けようと思い、HDDも片付けてしまおうかと思いましたが、最後の足掻きで繋いでみた所、組み合わせによっては少々回る場合があり、それを繰り返していると、どんどんHDDが良く回るようになりました。

そして、HDDケースに繋いでPCに繋いでみた所、最初は認識しませんでしたが、そのうちWD20EARSと認識するようになりました。
しかし、残念ながら、中身までは認識できないようで、フォーマットして使うような状態でしかありませんでした。

しかし、それから他のものを繋いだり、他の事をしたりして、また数度繋ぎなおしていた所、ある時、中身も認識しました。

という事で、結局、2TBのHDDの中身をみる事が出来ました。

その後、また新しい2TBを繋いで、古い2TBからデータを移し始めました。
ところどころ、データを読み出せない所もある感じですが、大体のデータは読み出す事が出来、1TBよりも新しいデータも大体救出する事が出来ました。

そんな訳で、結局、津波前のPCのデータは大体というか、ほぼ救出する事が出来ました。

現在は、まだ転送しています。

今日から出かけるので、それまでに大体転送してしまいたい所ですが、結構残るかもしれません。

ただ、一度分解しているので、どんどん読めなくなるかも知れず、早めに転送してしまいたい所です。
でも、大事なデータは大体転送したので安心です。

とにかく、データが救出出来てよかったです。
良かったというか、一部重要なデータもあったので、本当に助かりました。
今時は本当にPCのデータは重要ですね。

これでPCに関しては、津波の後始末は完璧に終ったように思います。