最近は、プランターに入れる土を確保するために、庭のあちこちを掘り返し、そのごみと言うか、土にはならない部分を処分するのに、頭をひねっています。

先ずは松葉。
我が家には、樹齢70年程度になろうかと言う大きな松の木があり、それから出る松葉が結構あります。
そんな年数ずっと植えてあると、どうしても庭に松葉が溜まるもので、以前は然程気にかけていなかったのですが、家庭菜園をするようになってから、気になってきました。

松葉は、腐るのが遅く、それでも放っておけば腐ったりもすのですが、松葉が腐ったところには、ミミズや虫があまり居らず、その為に更に腐ったりして形のなくなるのが遅く、結果、土にあちこち松葉が散在するような土を使う羽目になってしまいます。

家庭菜園をする上で、松葉が厄介なのは、ふるいをかけても、ふるいから松葉が落ちてしまい、比較的大きな木屑や、広葉樹系の葉っぱは取除けても、松葉を取除くのは、結構厄介です。
多少試行錯誤してみましたが、多少の程度の差はあっても、松葉が腐りにくく、土に残ってしまうと言う傾向は根本的には解消しません。

土に残っても、ミミズが食べるようなら分解も早いでしょうが、ミミズは見向きもしない感じです。

と言う事で、結局、出た松葉の多くは、薪ストーブで燃やしました。これからは松葉は早めに薪ストーブで燃やしてしまおうと思います。

お次は根。

何の根か分からない根が出てくるのですが、根に関しては、土に混ぜて放置しない方が良い場合が多く、と言うのは、生き残っている根は、しぶとい植物の根だったりします。
こまめに取除くと、結構な量になります。
活用方法はないですし、これも薪ストーブに入れて燃やしました。

お次は石。

これも結構でてきます。手入れされた土ならまた話は違うかもしれませんが、長年掘り返されなかった場所には、結構石があったりします。
これは流石に燃やすわけには行かないので、庭の歩くところに敷き詰めました。うまい具合に埋めると、石が動く事もなく、足に土がつくこともなく良いです。
ちなみに、埋め戻す場合でも、現在の場合、石は取除いてから埋め戻した方が良いです。掘り返すのに邪魔ですし、言うほどいいこともありません。

その他、木屑や枯葉のあまり大きくないものは、ミミズが居るところに埋めました。大き目のものは、薪ストーブで燃やしました。

ビニール、金属、ガラスの部類は、ゴミに捨てました。

こうして振り返ってみると、薪ストーブ大活躍です。
そうして燃やしたものは、灰になって草木灰としてそれなりに肥料になります。
逆に言うと、薪ストーブのある方は家庭菜園をするのに向いているとも思います。

まあ、我が家ではプランターの土で、今回準備したのは約100Lと、それほど土の量は多くはないのですが、そこら辺の土をそれなりに作物がなるようにするのは結構手間がかかるもんだなと思いました。

こういうことをすると、耕作放棄地なんかは勿体無いんだなぁ、と思います。
まあ、畑なら、トラクターなんかで耕転するので、また話は別かな、とも思いますが、荒地を畑にするのは、結構手間がかかるようです。

今日は、雨が沢山降り、プランターの置き場所が悪かったものが雨だれで土が流れたりしていましたが、それをちょっと手直ししたりしました。

土作りも終わり、そろそろ良い季節になってきたので、苗を買ってきました。
キュウリ2本とトマト1本の苗木です。
キュウリは、1本は接木苗で、1本は安いもので、品種は両方とも夏すずみというものでした。
トマトは、ホーム桃太郎の接木じゃない安いものです。

接木苗はどんなものか少々興味がありましたが、トマトの場合は価格差が大きく、キュウリの方が価格差が少なかったので、キュウリの接木苗を買ってみました。

苗のよしあしはいまいち分かりませんが、採れるといいなぁ、と思います。

明日植えて、今年の野菜の定位置が決まる感じです。