この間、友人のPCが入院したわけですが、その時に思ったのが、古い環境もそれなりに置いておかないといけないかなぁ、と言う事です。

Windows2000、XP辺りであれば、現状でもどうにか対処できるのですが、Win98系が入っていたり、HDD関係がトラブった時なんかは、Win98系の環境が必要になります。

この間のPCも、HDDがエラーでブートしないと言う謎の症状に見舞われ、HDDを見るとそれなりにデータも入ってそうだし、1からFDISKやフォーマットするわけにも行かず、Win2000でFixbootやらFixmbrを行っても改善しなかったので、そうなると、Win98かMeの起動ディスク(FD)なんかで直すのが一番な気がしましたが、探すのに手間取り、更に探し当てたと思ったらフロッピーの内容が分からず、結構難儀しました。

Win98なりMeのCDがブートCDになっていれば楽なのですが、そうはなっていないようです。

と言う事で、昔懐かしい構成のPCで、98と2000のデュアルブート環境を構築しようと、古いPCを無難でスタンダードな部品を集めてそれなりに組み立て、色々インストールしております。

でもまあ、色々考えたら、ドライブを繋いでテストと言う事もあろうかと思ったので、IDEは1チャンネル空ける事にして、昔懐かしいSCSIなんかを使って作りました。

今風なPCであれば、SATA6本とか言う事も普通で、普通のIDEというかPATAもあったりする事から、8デバイスとか普通に繋げるわけですが、昔はIDE*2が普通で4デバイスしか繋げず、SCSIやらIDEカードやら色々つけたっけなぁ懐かしいなぁ、とか思い返しつつ組み上げて、インストールしております。

インストール作業もほぼ終わりつつありますが、98よりはMeにした方が便利だったかな、とか今更になって思っていますが、Meはもうちょっと使う機会が多いPCにデュアルブートにして入れようと思っております。

後問題はFDDです。光学系ディスクが主流となった今ではあまり意識する事はありませんが、FDDが結構消耗品で、まだテストしていませんが、まともに動くFDDがあるのかとちょっと不安になったりしております。

フラットケーブルの取り回しも懐かしい四苦八苦ですが、今時はSATAで気楽に繋げる事ができ、ケーブルの取り回しなんかもあまり考えなくても良いので、便利になったなぁ、とか、昔のマザーボードだと、ビデオ、サウンド、LANなんかのカードは最低限ささなくてはいけませんが、今ではオンボードで済んだりと、その辺も便利になっているなぁ、と実感しました。

Win98はもはや動作するソフトも少なく実用にはなりませんが、2000だと古いPCでもそれなりに使えるので、結構良く動いたりします。
でも、SCSIのHDDとか入れたので、かなりやかましく、長時間使う気になりませんが、やかましいHDDの音とかも結構過去のものだなぁ、とか思ったりします。

ちなみに、デュアルブートで、2台のHDDに入れる場合、ページファイルというか、スワップ領域をお互いの別のHDDにすると結構快適です。98のスワップファイルは2000を入れたのHDDにして、2000のページファイルは98を入れたHDDにすると、これだけで結構違います。

そんなこんなを思い出しながら弄っていると、結構やる事が増えたりして、まだかかりそうです。