ずっとIE6.0ばかり使っていたのですが、そろそろ新しいブラウザを使ってみた方が良いかな、と思ったので、Firefox3.5を入れてみました。

総じて言うと、IE6.0を使っているよりは良いんではないかという気がします。
と言う事で、メインのブラウザになるだろうと思います。

最初、IEからの各種設定のインポートしますが、非常に簡単な上に高機能です。
お気に入り、表示履歴、クッキーくらいかと思いきや、インターネットオプション、フォームの入力履歴、パスワードまでインポートされます。
つまり、インポートしてしまうと、何の違和感もなく、何の面倒もなく、IEと同様に使えてしまいます。
これには結構驚きました。

ただ、万事上手く行くかと言うとそうじゃない部分もあり、導入したてのときは、キャッシュのせいかどうか分かりませんが、上手く表示されないページもありました。
それでも、数回表示させているとちゃんと表示されるようになり、フォントの大きさ等、ほんのちょっと違和感がある面も多少は残っていましたが、その後は殆ど違和感なくなりました。

そうして違和感なく表示されるようになると、パスワードやら、フォーム入力履歴もインポートされているので、別のブラウザを使っていると意識することなく、ブラウジングが可能になります。
つまり、今までの環境そのままで、上部のメニューバーが多少違うくらいです。

少々拍子抜けするくらい、簡単に環境が移行できました。

ということで、落ち着いた環境でFirefoxを使った感想です。まず、使い勝手から。
Windows7ライクなタブブラウザ機能が有りますが、IE6からの乗換えでも、それを意識する事は余りありません。
リンク先を右クリックした時一番上が新しいウインドウで開くであり、今までの使い方のまま使えます。
その他、IE6からで言うほど困る事はないと思います。

また、このタブとウインドウの切替がかなり自由で、面倒もなく、使い勝手が良いです。
このタブをこっちのウインドウに、といった事もD&Dで出来ます。
これは非常に有用です。いろいろ調べていると、ウインドウがいっぱいになるということも多いのですが、そんな時でも整理整頓でき、かなり便利だと思います。

大事なのは、セキュリティに関してですが、AVGを使ってると、インストール時にAVGのプラグインが自動でインストールされます。また、Spybotでも、多少は免疫か出来るようですので、Firefoxを開いている状態でSpybotを起動し、免疫化のところを選択すると、免疫化されるようです。
とりあえずは安心なのではないかなと思います。

パフォーマンスに関してですが、かなり軽快です。
IE6.0よりも、明らかに速いと思う場面が多々あります。
ただ、ブラウザの場合、ネットワーク系や、相手のサーバーが変で遅いという場面も有り、判定に微妙な点もあるのですが、並べて見て、何度もりロードしたりしてみたので、確かです。

まあ、そんな具合で、かなり良いと思われます。

ただまあ、みれないと困ると言う事もあるかと思うので、IEも暫く併用する事になると思いますが、メインはFirefoxになると思います。

ちなみに、この記事もFirefoxから書いています。
ただ、最初は記事を書くページが上手く表示されなかったのですが、何度か表示させているうちにちゃんと表示されるようになりました。

この辺は、キャッシュとかの問題かな、と思うのですが、もしかすると、移行前にIEのキャッシュをクリアすると、改善するのかもしれませんが、そこまで考えませんでした。

まあ、Windows2000を使っていて、IE6.0を使っている場合は、Firefox3.5はかなりいい選択肢かと思います。

導入も大変ではなく、興味半分で使ってみれると思うので、暇な人は試してみてはいかがでしょうか?