薪ストーブを使っていると、なかなか分かりにくいのが薪の使用量です。


灯油なんかだと、1缶(18L)単位で考えて、月にこれくらいと分かるのですが、薪の場合、大体これくらい、と言う事くらいしかわかりません。


今日、薪を積みなおしたら、外に積んでいた約2立米分がなくなりました。


積んだ日は、12月20日だったので、今日までだいたい80日です。

我が家では、1日あたり、2/80=0.025立米使うようです。1ヶ月だと、0.75立米と言う事になりそうです。


しかし、これもあくまで目安で、薪の質によってもかなり左右されます。

また、気温にも左右されますので、かなりいい加減です。


ちなみに、条件的には、薪の質は倒木等が多いので、あまりよくありません。

気温的には、まあまあ寒かったと言えます。

使用時間的には、大体朝夕2時間ずつで一日4時間程度です。


更に、消し炭の使用量分もあるので、その分も考えると、薪ストーブだけで全部使用しているとも言い切れません。


これらを総合すると、良い薪で、薪ストーブだけで使う分には、我が家の使用条件では、1ヶ月0.5立米程度あれば大体間に合うような気がします。


ちなみに、我が家の近辺で薪を買うと、1立米2万円程度するようです。1ヶ月辺り1万円と考えると結構高いような気もします。灯油であれば、8缶程度買えます。


灯油と薪の比較をしてみると、良質の薪で比重0.7で考えて、隙間を考え、0.6と考えると、1立米600kgで、熱量的には、薪2kg=灯油1Lと考える事も出来るようで、それを鵜呑みにして考えると、灯油300L分と考えることも出来ます。灯油で買えるのは、18*16=288Lと考えると、ちょっとは薪の方がお徳な気もしますが、薪ストーブ自体、熱効率が悪い(煙突から熱が逃げる)面もあるので、トントンなのかもしれません。


ちなみに、今年のうちの薪の比重は、0.5程度かと思います。1立米400kg程度かと思いますが、それでも、2立米燃やしたと言う事は、灯油400L分燃やしたと言う事にもなります。


ま、うちの薪は自分で切って来たので、お金はかかっていませんが、普通の家だと、これくらい灯油を使ってるんだろうな、と考えると灯油が安くなって良かったと思います。


薪ストーブは、燃料は薪だけではなく、紙類や、古材、廃油なんかも燃やせるので、ゴミの減量と言う面で考えても有用なので、良いと思います。


何より、カーボンニュートラルではあるので、CO2削減には、同量の灯油を燃やすよりは、かなり地球に優しいと思います。


ただ、実感として、そんなに燃やしている感覚があるかと言うとそうでもないです。

暖かさで言うと、燃え盛った時の暖かさは灯油ストーブではかなり大型のものでないと無理だろうくらいの感じはあるので、結構燃やしているのかもしれません。


まあ、薪ストーブを使う場合は、それくらいの薪を置く所が必要なので、導入はどこでも安易には出来ませんね。


この調子で行くと、あと80日程度は間に合う計算になりますが、乾燥とかを考えると、早めに薪を持ってきたほうが良いので、もう一回くらい薪を運んでおいた方がよいかもしれません。