さて、つい数ヶ月前に折角AVマルチ-RGB21ピンケーブルを作って環境的には、バッチリになった我が家のKV-21DA55ですが、お亡くなりになったようです。


ソニータイマーが発動したのに違いありません。


普通にテレビをつけていたところ、何だか画面がズームされて4辺が欠けていました。ニュースとか見れたものではありません。で、ワイド切り替えでワイドにしたら、上下が圧縮されるので、上下は見れるようになりました。

と思っていたら、更に拡大が進み、とうとう消えました。

ちなみに、折り返しはありませんで、中央部に関しては普通に見れました。まさにズームされた感じなのと、走査線が広がって隙間が目立つと言う事もありませんでした。


スタンバイランプが4回点滅しています。故障と決定されました。


何度か電源を入れてみましたが、フライバックトランスだと思いますが2回ピーッと言っては、4回点滅状態になります。何となく、フライバックトランスがお亡くなりになってしまった気もします。


このスタンバイランプ4回の意味を調べてみると、どうやら垂直か水平系統の異常という事っぽいのです。


中を開けて見ますが、埃や煤も余り無く、テレビとは思えないほど綺麗なものです。つまり、使用時間的にはそんなに長くありません。


どこをどう見てもおかしい所はない感じです。基板表から部品を眺め、基板裏から半田クラックを探しますが、別に焼けた部品があるわけでもなく、液漏れコンデンサがあるわけでもなく、半田クラックもありそうにありません。


試しに、高圧系というか、フライバックトランス周りを半田付けしてみましたが、症状は全く変わりません。

テスターで簡単に部品のチェックをしますが、明らかにおかしいのはありません。


ここで困るのが、安全装置で動かないことです。テスターで基本的なところの電圧を見ようと思っても、動かないので計れません。こうなるともうさっぱりです。


ちなみに、普通の電源部にMCZ3001Dが1個乗っているので、もしかするとそれが発動してしまった可能性もありますが、検証のしようがありません。


やっぱりソニータイマーが作動したんでしょうか。


修理となると、最低1万はかかるはずなので、そうなると買い替えなど別の手を考えた方が良さそうです。

MCZ3001Dが原因なら無料で直るかもしれませんが、そうじゃなかった場合は1万以上かかると考えると、確証がもてないので微妙で、結構リスキーな感じがしますし、そう上手く行かない感じもします。

駄目元でMCZ3001DBを調達して、自分で取り替えてみるのか良いのかもしれません。


しかし、買い替えといっても、うちはまだ地上デジタルが始まっていないので、アナログ対応も考える必要があります。そうするとちょっと高くついてしまいます。


捨てるのも、このご時勢となっては無料の家電回収車が回ってくるかどうか…全くタイミングが悪いです。

とりあえずは、TVチューナーつきのアップスキャンがあるので、それとモニターを繋いでテレビ代わりにしようと思います。


やっぱりソニーは駄目だなぁ…RGBに引かれて買ったけど、やっぱり軟弱です。

眠っていた期間や、余りテレビを見なかった期間や、PCでテレビを見ていた期間もあったので、稼動はそう長くはないはずです。内部の綺麗さがそれを物語っています。

毎日ずっとっみて、10年くらいはもってこそテレビだと思うけどなぁ。


とりあえず、どうするかもうちょっと考えます。