近頃、またPCのメンテナンスをしています。

不調と言うわけではないのですが、もっさりしてきました。


やっぱりデフラグでしょう、と思うのですが、これが結構大変です。


大体、デフラグが必要になるのは、ディスクスペースが一杯になってきた頃の事が多いです。

容量一杯に書き込もうとする→断片化して書き込まれる→もっさりする

と言う事が多いように思われます。


これは書き込まれたデータだけに起きる現象ではなく、自動アップデートなんかでアップデートされたプログラムなんかのサイズが大きくなった場合も断片化がおきます。なので、そういう状況では、プログラムなんかでも余計に断片化が発生しやすくなります。


こういう状況では、大きな(1GBとか)ファイルなんかが断片化していると、まず断片化が解消しません。


こういう場合の効率の良いデフラグ方法は、余計なファイルを削除するのはもちろんですが、別のメディアに一度データを移して、元のデータは削除してから行うのがよいです。


一度デフラグを行うと、断片化しているファイルが表示されますから、それで退避させてもいいようなデータを選んで他のメディア、もしくはドライブに退避させます。

また、この時に、使いもしない一時的に保存していたデータが出てきたりするので、とりあえず一度デフラグして様子を見るのはお勧めです。


そんな場合でも、今時は、4GBのUSBメモリなんかも安く売っていますから、USBメモリなんかに退避させれば、データの退避もそう大変ではありません。

まあ、転送が遅い場合なんかはちょっと時間がかかるような気がしますが、そのデータがある状態でかかるデフラグの時間に比べれば、そう効率が悪い事でもありません。


他の断片化していないデータでも、大きなデータが沢山有ると断片化が解消しにくいですから、そういう場合は、細かいデータもある程度転送して、隙間を詰めるような感じにしたほうが良い場合も有ります。


しかし、それでもなかなか一度でスッキリとは行かず全部青くするには、数回行う必要が出てきます。まあ、それはそれで仕方ないのですが、回数を減らす為には、どれだけデータを先に退避させておくか、という事も重要だと思うので、ケチらずにどんどん一度退避させましょう。その方が回数が少なくてスッキリデフラグが出来ます。


という事で、動作に関係の有りそうな2ドライブをちまちまデフラグし、結構いい感じにデフラグできました。


退避させたデータの中には、これは別にここになくてもいいな、というものも出てくるので、そういうものは断片化しなそうな別のドライブに移して、断片化していたドライブの容量を減らす事も大切です。そうして容量を減らさないと、断片化が解消したと喜んだ矢先から、更に断片化が発生してしまいます。


そうしていると、捨てようか捨てまいか悩むデータが結構出てきたりして、結構悩むわけですが、HDDも安いので、この際買ってしまってもいいかもしれません。


まあ、なんかPCがもっさりすると言う方は、デフラグをやってみてはいかがでしょうか。


今回は、まあ、結構スムーズになったので、満足です。