最近めっきり寒くなり、薪ストーブが活躍してくれそうな気温になってきました。
しかし、かなりぼろいので、今年こそは塗装してあげようと一念発起しました。
ちなみに、以前錆取りした時の記事はこちら
http://ameblo.jp/m5-1/entry-10083685069.html
その時状態が良く似ているので、その画像を引用します。
これが以前錆取りした後の画像ですが、やっぱり錆が出ます。
これよりも、多少黒ずみ、錆がついた状態です。
結果から申し上げると、こんな風になりました。
かなり綺麗になりました。しかし、耐久性は未知数です。
やかんを置いた瞬間剥がれると言う事もありえます。
表面はこんな感じです。
まあ、元々の錆びてざらざらになった様子は良く見えますが、つや消し黒なのとあいまって、余り目立たなくなりました。
さて、実際の作業です。時間はかかりましたが、基本的には、薪ストーブを外に運びだし、サンダーにワイヤーカップを付けてとにかく錆や凹凸を取り、曲がっている所は形を整えてから、耐熱スプレーで塗装する、といった感じです。
実は、ずっと前に、車やバイクのマフラー用にと耐熱スプレーが買ってあり、このスプレーがなかなかに良い仕上がりと経過を示す事から、これなら薪ストーブに塗ってもペラペラ剥がれたりしなくて良いかな、と思ったので、とりあえず、やかんを載せる輪の錆取りをして、試しに塗って見て、ガスコンロで炙って見ると、最初煙は出ましたが、程なく煙も出なくなり、冷えてから触ると、これまたなかなかにいい感じなので、早速薪ストーブ本体にも塗る事にしました。
こんなスプレーです。日本語の説明では、耐熱温度600度です。合成樹脂エナメル塗料と書いてありますが、普通の塗り方が書いてあるだけで、何度にして焼けとも書いてありませんし、硬化乾燥24時間と書いてあるだけで、その他塗り方に関する注意書きは有りません。1000Fって計算すると538℃位な気がするんですが…
ただ、このスプレー触れるくらいになる乾燥時間はかなり短く、結構あっという間に触れるようになります。つや消しのせいもあるかもしれません。まあ、つや消しだと、何にしても乾燥は速いですね。
さて、ストーブを出して作業開始です。サンダーで削りますが、全部綺麗に錆が取れたかと言うとそうでもなく、まあ、サンダーで擦って、平滑になった程度に錆は残っている状態です。しかし、相手は鉄板なので、結構時間は掛かります。
スプレーします。余り垂れないので、気楽に塗っても大丈夫でした。面積が結構あるので、結構使いました。
乾燥したら、試しにストーブを高温で焚いてみます。燃えやすいもの、ダンボールとかベニヤ板、杉板なんかでガンガン燃やします。30分程度は燃やしてみたいのと、灰の後始末が悪くなるので、薪もちょっと入れます。
ストーブの上を通って窓に向かうように扇風機を置きます。こうしないと、室内に結構煙が充満します。
室内に煙が出るのが嫌な方は、屋外でガスバーナーで炙ると良いかもしれません。私はガスバーナーがないので、室内で焚きました。
やっぱり、最初は煙がそれなりに出ます。油焼き程度でしょうか。が、思ったほどは出なく、程なく収まりました。
冷めてみた後が、上記状態です。上面だけじゃなく、横もちょっと塗ってみました。
この、油染みみたいに見えるのが新しく塗った所です。その中にある、転々と白っぽくなっている所が、元々錆びていた所です。結構綺麗に塗れているので満足です。
しかし何度も言うようですが、塗り立てなので、耐久性は分かりません。鉄瓶も有るので、鉄瓶を一回置いたら禿げてしまうかもしれません。
触った感じは結構大丈夫そうなんですけどね。
やかんや、鉄瓶の錆がまたストーブに移ってもつまらないので、鉄瓶は油焼き、ステンレスは金属たわしとクレンザーで磨いておきました。
耐熱塗料も様々有るので、何ともいえないところですが、以前別のストーブに銀色の耐熱塗料を塗ったらペラペラに剥がれてしまった事がありました。塗り方が悪かったのかも分かりませんが、つや消し黒、もしくは黒色のものがよいと思います。
とりあえずは、かなり綺麗に蘇った「ようにみえる」ので、とりあえず満足です。
このまま変な臭いとか出ないで、塗装が剥がれず持つといいなぁ。