ちょこちょこ構っているうどん粉病のマサキ。

なかなか良くなりません。


カリグリーンという薬品をかけていましたが、症状は緩和されるものの、直ったと思ったところがまたうどん粉病になっていたりします。


よく見てみると、治療には効果があるようですが、予防には効果がないらしく、大量にうどん粉病に侵されている現在では、余程きれいに駆除しないと、残った所から更に他に転移してしまうようです。


なので、また別の薬品を買って来ました。トップジンMとか言うものです。ベンレートというものと悩みましたが、量が多かったので、こっちでいいかと思い買って来ました。野菜用であり、園芸用ではないところがいまいちかもしれませんが、とりあえず買ってみました。


予防効果も期待できるらしいので、転移も少ないはずです。


さて、かけてみますと、少なくなっている感じはします。転移も少ない感じですが、カリグリーンと比べると、多少効果がある、と言う程度かもしれません。


今の所は、ハンドスプレーだけでかけていますが、数日後には、以前のように、コンプレッサー+スプレーガン攻撃もしてみるつもりです。


うどん粉病と闘ってみて、多少わかった事を書きます。


・結構こびりついていて、頑固

薬剤をかけただけでは、うどん粉病の表面にかかるだけで、ちゃんと染み込んで効く、と言う感じではありません。水を弾くまではいかないかもしれませんが、薬剤をかけただけでは、表面だけには効いているかも知れませんが、残ります。

感じで言うと、油汚れみたいな感じかもしれません。

恐らく、薬剤散布用の噴霧器でかけただけでは、表面だけです。

触って平気な薬品なら、薬品をかけた後、手で表面をこすると、結構とれます。そうすると、結構直るようです。

エアツールのスプレーガンを空気圧を高めにして使うと、これが非常に具合が良く、結構吹き飛ばしてくれます。

マサキは葉っぱが丈夫なので、結構強めにかけても平気なので、このスプレーガン+コンプレッサー攻撃がいいかもしれません。


・裏面にもある

マサキの葉は、表が濃い緑で、裏が薄い緑です。最初は表面ばかり気にしていましたが、裏にも結構あります。気が付きにくいのですが、綺麗になったと思っても、また発生する場合、その辺りの葉の裏面に強烈にできている場合があります。表面だけじゃなく、裏面にも気をつける必要があるようです。なので、色んな方向から薬剤をかけるのがいいようです。


・若葉に生える?

まだ黄緑色の若葉には、根を下ろしやすいのか、かなり沢山出来ます。真っ白になるほどです。これを考えると、うどん粉病になると言う事は、マサキ自体がが健康ではないのかもしれません。若葉の辺りには、薬品を多めにかけた方がいいようです。


・かなりしぶとい

もしかすると、葉っぱの中に菌が入ってしまうのかもしれません。綺麗になったなと思っても、また増えたりします。治療できたと思った所からもまた発生したりします。なので、完全駆除はかなり難しいと思うのですが、こすったり、スプレーガン攻撃をすると、綺麗になるように感じますので、薬品をどうにかして強めにかけると言うよりは、つけるといった感じの工夫をした方が良いようにも思います。

まだやってみてはいませんが、薬剤を根元に撒き、根から吸わせたりするのも効果的かもしれないかな、と思っております。


・もしかすると乾燥が好きで水は嫌い?

カビか病気か、菌の一種と言う事なので、水をかけると増えるような気もしますが、感じとしては、親水性はない感じを受けます。ただ、水をかけると、それに乗って広がる可能性はありますが、水道水であれば、もしかすると塩素というか、カルキ成分で多少なりとも消毒されるのかもしれませんが、マシになる印象も受けます。ただ、水のせいで広がる、と言う面もあると思うので、この点は微妙な所です。うちの場合、ブロック塀の上のマサキがうどん粉病なのですが、ブロック塀の陰の、風通しが悪く、日当たりが悪い部分には、案外出ません。

乾燥すると、胞子というか菌が飛んで、転移する、と言う印象も受けます。なので、もしかすると、水をあげたほうがいいのかもしれない、と言う気もします。薬剤を薄めにした水を霧吹きっぽい状態で散布できるもので、毎日散布する、と言う感じの治療法もいいかもしれません。


これらを踏まえて、効果的な治療法を考えますと、

①強めの圧力で吹ける機械(コンプレッサー+スプレーガン)で、出来る限りあらゆる方向から一通りかける。

②残っている所は、手でこする。

定期的にこうするのが一番楽なんじゃないかな、と思っているところです。


薬剤は、あんまり多くの種類を試していないので、何ともいえないところですが、カリグリーン、トップジンMともに効果がないわけではなく、マシにはなりますので、効果は多少なりともあるのですが、楽にかけて直ぐ効く、と言う程の効果ではありませんので、そのへんは長い目で見たほうが良いかもしれません。なので、どれを買うにしても、少々ではなく、沢山量が入っている袋入り(100gとか200g)の薬剤を購入することをお勧めします。


こんな調子でやっていて、完治する日は来るのでしょうか…