実は、私のインプレッサは、後席のシートベルトが装着できない状態だったのです。
理由は、インプレッサセダンのベルトがついているのだけれど、アンカーはワゴン用。それが、フックの方が大きくて、物理的に差し込めないのです。
色々考えました。①セダン用のアンカーを調達する。②ワゴン用のベルトを調達する。③本来の純正パーツをどちらも調達する。
しかし何れも、以前から狙っていましたが、良さそうなものは調達できませんでした。と言ってる間に、6月突入!
うーん、どうしよう…と悩んでいましたが、昨日の夜思い付きました。
「フックをサンダーで削ったらどうだろう?」
失敗してもしなくても、ベルトは使えないですし、悠長な事を言っている場合でも有りません。
と言う事で、早速今日やってみました。
しかし、写真を数枚撮ったのですが、サイズが何故かQVGAになってましたので、クリックしてもいうほど大きくなりません。
まず、ベルトのフックはこんな感じです。
左がセンターの物。右が左右のもので、嵌らないものです。
重ねてみると…
左右から重ねましたが、お分かりいただけますでしょうか?1~2mm程度ずつ広いのです。
と言う事で早速作業開始。しかし、作業中の写真が無いのは相変わらずです。
座席からシートベルトを引っ張り出し、万力に固定し、サンダーに砥石を付けて削ります。
結構簡単に削れます。作業する事数分…
とりあえず合わせて見ると…結構いい感じに入りそうです。
更に削り…おお、嵌りました!でも、ちょっときついかな?と言う事で、もうちょっと長くなる様削ります。
…バッチリになりました。
完成写真はこちら
左は加工前、右が加工後です。ちょっと細くなって、根元側の方が削られているのがお分かりでしょうか?
バッチリ入ったので、角張っているのを軽く丸めるように削りました。
この後、左も同様に削りました。
ただ、サンダーで削っただけでは、不意に手を切りそうな感じでざらついていたので、ダイヤモンドヤスリで軽くバリ取りと言うか、ならしました。
いやあ、これも早く思いついて早くやればよかったです。
強度的には不安が残る気がしないでもありませんが、まあ、大丈夫だと思います。
でもまあ、こういうケースは余り無いので、余り役立ちはしないかもしれませんね。
あー、しかし、金がかからなくて良かった。