さて、今日は写真は無いのですが、山の話です。
今頃の季節は、何度も書くようですが、良い季節です。
歩き回ると、種類までは分かりませんが、イトトンボが水辺で5~6匹(?)飛んでいて、この辺は微妙にこのトンボたちにとっては楽園なのかな?と思ったりします。それと、水辺では姿は見えませんが、カエルが鳴いています。あんまり可愛くない感じの鳴き声です。
また、鳥も多く、葉の陰になって余り見えませんが、数種類は居ます。耳を澄ますと、キツツキ系の鳥が木をつついているのも聞こえます。
こうしてみると、やはり広葉樹林というのは、色々な生き物にとって楽園のように感じます。イトトンボがヒラヒラ飛んでいる様はなかなかに癒されます。かなり平和です。
今の季節、鳥にとってのご馳走は、桜の木の実のようです。さくらんぼの出来損ない見たいな奴です。結構地面に落ちていたりします。
うちの山には、何の木だか分からない木が結構生えています。基本的には、楢、ブナ、山桜、カエデが多く、これらは比較的簡単に見分けがつくのですが、よく分からない木も沢山あります。多くは、大木にはならずに枯れてしまうと思うのですが、こういうのは、鳥が運んでくるのだと思います。
ボーっと見ていると、鳥が止まっている所の下には、下草が広がっているような気もします。
そんな木をちょっと掘り返しては、別の場所に植えたりします。去年から今年笹を刈った場所は、見事に下草は生えず、微妙に殺風景です。山桜が結構転んでいるので、山桜を増やしたいと思っています。といって移植してみても、大抵は無駄なあがきな場合が多かったりします。
山桜は全体的に元気が無く、ツルに巻かれたり、雪折れして、結構少なくなってしまっています。反対に、楢はやっぱり凄いです。多少折れようが、どんどん新しい葉や枝が出てきます。ブナは、実用にはいまいちなので、切ってしまいたくなりますが、キツツキ系の鳥の住処になるようで、一生懸命つついているので、有った方が良いかなと思います。
今の季節は、何の木か比較的容易に確認できるので、移植や、退治といった調整にはいい季節です。でも、多少調節しても山からするとほんの一部ですし、来年になると、もうどれを移植したか忘れたりしますので、只遊んでるだけのような気もします。
そんな感じで、山にいっては成果が上がるのか上がらないのかみたいな事をして遊んでいるような今日この頃です。今日あたりまでは天気が良かったので良かったですが、明日辺りからは悪そうかな?