山に道を作る為に、カケヤとバチヅルが要るのですが、残念ながらありません。

ホームセンターをのぞいて見ましたが、結構いい値段がします。


バチヅルの頭は買わないとしょうがないので、2.5kgのものを買ってきました。


柄にする木は、「樫と思われる木」を取って置いたので、それを使います。


先ずは、バチヅルの柄を作りました。


バチヅル

下が曲がっていますが、仕様です。こういう形の木でした。

でも、バチヅルの柄は上が結構広いので難しいです。

下から入れて、上で止まるように削って居たのですが、太さが足りません。

結局、こんな風になってしまいました。


バチヅル頭

上から楔を入れました。何のために下削ってたんだか…

割れが広がっているのがちょっと不安ですが、前後面はちゃんとくっついているので安心です。

前後面がくっついていないと、こじった時、結構簡単に折れてしまいます。


まあ、適当に作ったので、こんなもんでしょうか。


削るのは、殆どなたで、仕上げにちょっとカンナを使うくらいですが、かなり適当なので、殆どなたです。

ちまちま削りますが、削る向きによっては、木がえぐれる時があるので、削る向きはちょっと注意です。


さて、そんなこんなしているうちに、カケヤも作れるような気がしてきました。

というか、ついでに作ってみました。


カケヤ


楔で止める事にして、上をちょっとだけ削ったので、柄を削る時間は殆どかかっていません。

時間がかかったのは、頭をくりぬく方です。といっても、これまたかなり適当に削りました。殆ど電気ドリルです。まあ、ある程度穴が開いたらノミで削ればいいやと思ったのですが、ノミが見当たりません。

時間がかかったのは、ノミを探す為で、見つからなかったので、もうどうでもいいやと思い、電気ドリルで縦横斜めにこじりながら、約30~40mm程度の穴を開けました。ノミを探さなければ、結構あっという間だったかもしれません。


頭のアップです。


カケヤ頭


実は、頭は「薪」です。硬そうなのを選びました。感じでは楢かと思いますが、楢じゃないかもしれません。ちょっと朽ち気味の木なので、全く分かりません。これもやっぱり樫がいいんでしょうけどね。

チェンソーでつけた溝があるところがいかにも薪で、しかも、溝通りに切っていないところが私の適当パワー全開です。しかも、掛矢用にした割には、両面とも直角に切れていなくて、微妙に斜めってます。


多分、玉切り途中で気が短くなってきて、木が長くなったのだと思います。

5等分の予定だけど、4等分で良いやみたいな感じでしょうか。


この柄は樫の確率がかなり高いです。曲がっていますが、樫っぽいです。

両方とも、とりあえず使えれば良いので、問題ありません。しかし、何となく、とりあえずも使えないような気がしてきました。何事もやってみることっす、という感じでしょうか。


本当は、↓こんなのを買えばよかったんだろうけど…

角掛矢 135mm
¥2,961
大工道具・金物の専門通販アルデ


まあ、材料費ただなので、浮いたお金は他に回す事にします。

バチヅルは、こんな感じで、

バチヅル(単体)2.5kg
¥1,145
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両ヅル・バチヅル用木柄(単体)900mm
¥1,071
大工道具・金物の専門通販アルデ

柄は1000円くらいするようなので、1000円くらい浮いた計算になるでしょうか。

合計4000円くらい浮いた計算になるかもしれません。

まあ、自分の山を好きな時にに整備するので、お金をもらってする仕事に使うのでは無いので、途中で壊れても良いので、十分と言えば十分でしょうか。


まあ、そのうち使ってみます。