「どんぐり」といっても、様々などんぐりがありますが、楢系のものが一般的な「どんぐり」と言われる形状をしています。他には、樫、クヌギ系のものも真ん丸いどんぐりっぽくなります。


それは置いておいて、今日はまあ色々やったのですが、ネタは庭いじりしていた事から始まります。庭は母親が主にいじるので、私は滅多にいじりませんが、植えてあるヒサカキが元気が無く、肥料とかあげようと思ったのが事の始まりです。


先ずは、母親が隙間無く並べた植木鉢を取り除いて行くのですが、1個抜けないものがあります。良く見ると、木っぽいです。カエデもあるのですが、カエデではありません。


そういえば数年前に、どんぐりを拾ってきて芽が出るかどうか、試してみようと思ったものがあったことを思い出しました。


3鉢くらいあり、他の2鉢は認識していて、根付かないように、たまに動かしたりしていたのですが、これは忘れていました。樹高は50cmは超えています。


一生懸命掘り返したり、引っ張ったりして、やっと抜けました。これです。


小コナラ

楢の木は、根が凄くはるので、うっかりするとこうなります。鉢の上面が土面なので、樹高と同じくらいの長さで根がはっています。


どんぐりを育ててみようと思って、うっかり根付かれると、こうなってしまいます。そして、そう簡単には抜けません。こうなってしまうと、恐らく、普通の家では切るしかありません。


私は、これは山に返してあげようと思っています。でも、枯れちゃうかな?いや、逞しいので、大丈夫なのに違いない。


楢は「森の王様」と言われたりしますが、これ見ていると本当にそうだなぁ、と思います。こんなに小さいのに、こんなに根がはってるんですから。うちの山に生えているのは、多分コナラですが、滅多な事では転びません。


となると、30m級の木だと、地下30mまで根がはってるんでしょうか?それはわからないので、疑問に思わない事にします。


どんぐりが何年か経って、こんな苗木になり、何十年か経って大木になるとか考えると、結構凄いですね。


まあ、どんぐりは山の中で育つものなので、うっかり庭に植えたりすると、こんなに根をはりますので、気をつけましょうという話でした。


育てる場合は、深めの鉢で、根付かないようにして、育ったら広い所に植えてあげるのがいいでしょうね。