煙突の修理をしました。完成した写真は、こちら
ぐはっ、またしても修理前の画像を取るのを忘れました。
これでも大分綺麗になってます。
修理前は、錆錆で、煙突も横に穴が開いているし、ホーロー製のものだったので、錆で赤くなってて、かなりみっともなかったです。
外した煙突でも撮影すれば良かったんでしょうが、既に潰してしまいました。
さて、修理内容はこんな感じです。
適当に作った図なので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、煙突の根っこの部分に、ちょっとトタンというかホーローっぽい部分が見えていますが、元々は、それが上下の煙突の間に挟まっていたんですが、錆びて腐ってしまい、挟む事も出来なくなりました。こういうテーパー状のの汎用品が有ってもよさそうですが、探しても見つからなかったので、ワンオフで作るしかないのですが、結構大変な作業になりそうな予感がしたので、錆びている所を切り取り、そこに更にカバーを書ける事にしました。
作業途中の写真はありません。元々は、ホーロー製の煙突だったのですが、錆が進むのと、写真の煙突のトップがあったので、あんまり良くないかも知れませんが、ステンレスにしました。
薪ストーブの煙突にステンレスを使うのは、ちょっと疑問が残ります。しかし、外に露出する部分なので、高温にはならない事を期待して、ステンレスにして見ましたが、正直な所は、ステンレスの煙突が1本余っていたのと、ステンレスの煙突の方が、材質的にたわむので、楽なんじゃないかな、と思った所と、トップの錆が下に伝わって、手持ちのホーロー煙突がことごとく錆が付着していたので、また錆びたものをトップに持ってくると、下の煙突がどんどん腐るので、それは避けたかったという事があります。
さて、この場合の肝になる部分は、新しいカバーの材質を何にするか、と言う事です。下手に厚い材料だと、うまく挟まらないかもしれませんし、だからといって、軟弱な材料にも出来ません。
結局、薄手のステンレスにしました。しかし、売っていたステンレスが、0.1mmの次は0.5mmになってしまい、0.5mmは結構硬そうな感じがした事から、ちょっと軟弱かなと思ったのですが、0.1mmにしてしまいました。しかも、裏にテープが付いてると言う軟弱さ。テープで貼ると、相手は煙突なので、高温になってメタメタになるような気がしましたが、とりあえずこれで貼って、更にアルミテープで貼れば、結構ちゃんと固定される気もした事から、これにしました。それに、材料を折り返したりする手間も省けます。30cm*60cmくらいいります。カバーにするので、結構重ねたので、思ったより長さがいりました。
さて、作業です。下に入る煙突を、前あった位置くらいに仮置きして、それにあわせて、ステンレスの板をカットします。私の場合、いい加減なので、片側は元の材の直角のまま、反対側を斜めに切りましたが、きちんとテーパー状にするためには、材の上下は多少弧をかきますし、横の両側はどちらも斜めになるはずです。
それを怠って、上下も切らず、横も片方しか切らなかったので、完成写真のように、下側が斜めになっているわけですが、多少の事は気にしません。
思ったより早く、粘着テープがバシッとくっついてしまい、ちょっといまいちな感じもあるかなと思ったんですが、どうにかセーフで、上の煙突も無事に取り付けできました。この辺では、やっぱりステンレスでよかったと思います。結構たわむので、押し込むのが楽です。ホーローだったらこうはいかないと思います。一応、ステンレスの端には、耐熱アルミテープを巻きました。
針金でトップを固定。一応ステンレスらしいものを使いましたが、ステンレスにしては、良く曲がるような気もするので、ちょっと怪しいかもしれません。でも、折角ステンレスなのに、針金から錆びては台無しなので、針金もステンレスです。トップは、家にあったもので、元々はガスの風呂釜用のトップなので、薪ストーブで使っていいものかどうか分からないのですが、ステンレスですし、捨てるのも勿体なので、とりあえず使ってみます。
思ったよりしっかり出来ました。テーパー上部が錆びて腐りかけていた時より、煙突も大分ガッチリ固定されています。流石薄くてもステンレス、と言う感じでしょうか。まあ、耐久性は分かりませんけど。
総じては、大満足の出来です。あとは、薪ストーブの廃熱でどの程度焼けるかと言う疑問とかありますが、やって見なくては分からないので、テストもかねて試験的に作ってみた割には、ガッチリ出来ましたし、手間も思ったほどかからず、早くこうしておけばよかったかな、とも思います。
しかし、まだ薪ストーブの季節にはちょっと早いので、使うのはもうちょっと先です。といっても、もう10月になるのでそろそろかな。薪切にも行かないとなぁ。
不具合が出たとここで書かずにすむ事を祈ります。