今日は天気が良かったので、何をしようか考えたら、

バイクに乗りたい気もしているので、KDXの状態を知るべくいじってみた。


先ず外装、フェンダー類の色褪せは当然。錆もいたるところに発生。

やばそうな所は多少あるが、致命傷っぽいのはない。

ただ、ブレーキは相当きているっぽいので、ちゃんとせねば。


タイヤ、ひび割れだらけである。一応チューブのチェックのつもりで

空気を入れたら、いうほどは抜けない。チューブは大丈夫そうだ。


さて、一番の問題は、エンジンがかかるかどうかである。


エアクリをチェック。溶けてはいない。まだ使えそうだ。灯油で洗浄。


オーバーフローがひどかった記憶があったので、キャブは分解清掃。しかし、中はかなりひどい状態だ。フロート室辺りは見るも無残である。ちまちまと、こびり付きを取ったり、エアでジェット類を吹いてみたり、外せるところは外してみたり、結構時間がかかった。組んだら、フロート室のつなぎ目からガソリン漏れ。またばらして組む。


さてここからである。キックでかけなければいけないので、ただただキックするが、さっぱりかからないっぽい。

うーん、と悩みながらも、ひたすらキック。とにかくキック。チョーク引いてみたり、アクセル開けてみたり。結果は、どれだけやってもまるで駄目…


思い悩みまくるうち、何をどう考えたのか忘れたが、キャブのオーバーフローパイプに、コンプレッサのエアを吹き込んでみた。そうすると、何と!かかるではないか!おー!やったー!…と喜ぶのもつかの間、どうしてこうするとかかるのだ?と言う疑問も湧いてくる。


その後は、白煙がそれなりに収まるまでとにかくエンジンを回すわけだが、低回転がぜんぜん駄目である。タコメータがないので、正確に何回転かは分からないが、3000rpmくらい以上ならどうにか回るが、それ以下は駄目である。止まってしまう。止まる度に、エアを吹き込みかける。そうするとかかる。


白煙も収まってきたが、それでも同様である。しかも回転を上げ、アクセルを離すと、回転が下がりながらハンチングしているような感じがある。うーむ、さっぱり良く分からない。


まあ、とりあえずは、白煙も収まったので、今日のところは、外装を掃除したり、ワイヤーに給油したりしてやめる事にしたのだが、クラッチレバー&ワイヤーが偉い硬い。動かしているうちに、握力がなくなってきそうになったので、握らず腕で引っ張ったりしていたのだが、これまたかなり疲れました。


恐らく、回転がおかしい原因は、キャブの液面(フロート高さ)の調整をしていないので、液面が高く、おかしいのかもしれないと言う事と、もう一つ考えられるのは、KIPSが高回転側で固まってしまっている、と言うことか。まあ、また見る時にその辺を重点的に見てみよう。


エンジンがかかって走りそうだったら起こす、と言うことにしていたのだが、エンジンがかかることはかかるが、とても走りそうではないというような、ちょっと微妙な感じになってしまった。まあ、キャブの油面調整と、KIPS関係見てから結論出しましょう。


整備自体はそう疲れもしなかったのだが、キックしまくりで足が微妙だし、腕も血管浮出まくりみたいな感じで、疲れるのも疲れたが、2~3日ディレイして筋肉痛にならないか心配な感じである。でも、俺はあんまり筋肉痛にはならないんだけどね。