荻窪 あて巻きと肴 | 日本の酒場をゆく

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数多の飲兵衛が認めるあて巻きの味ew_icon_a401_20240907175134cd1.gif
JR中央線荻窪駅西口から歩くこと一~二分、荻窪すずらん通り沿いに居酒屋(あて巻きと肴)がある。
まずは鹿児島の芋焼酎「不二才」のオンザロックにした。
「不二才」はおとなしく精悍な雰囲気の重厚な飲み口はなにかなごやかになる。
品書きから「イカと九条ねぎぬた和え」を選んだ。
江戸っ子はぬたが大好きだ。
ネギをさっと湯通しして、味噌と芥子でエイヤとかきまぜ一丁上がりは、いかにもせっかちな江戸っ子好み。
そのエイヤを洗練させたのが「イカと九条ねぎぬた和え」だ。
白い西京味噌の酢味噌に九条ネギとイカの緑白が美しい。
九条ネギのシャキ、イカのもっちり、しょっぱすぎず甘すぎず、キリッと洗練され風格をたたえる。
〆は名物の「あて巻き」だ。
あて巻きは「本鮪とろたく巻」「辛みそかっぱ巻」「青唐なめろう巻」「レンコンきんぴら巻」など十三種。
「煮穴子キューリ巻」で仕上げた。
注意アスパラお浸しとろろ580円
自家製青紫蘇しば漬け680円
奥久慈出汁巻きたまご780円
はかた地鶏砂肝からあげ780円
晴耕雨読680円
明るい農村 赤芋680円
「営業時間16:00~22:00【日】12:00~19:00/月休」