押上 相馬 | 日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

 

福島県相馬市出身の女将が営む居酒屋ew_icon_a401_20240523155209c06.gif
東京メトロ半蔵門線押上駅から徒歩約5分、押上1丁目の住宅街にある(相馬)に入った。
店内には白木のカウンターを中心に炉端席がある。
まずはビール。
ングングング……。
挨拶代わりの刺身もり合せはマグロとタコが登場した。
居酒屋で自己回復が、中年からの自立ができる、などと真面目に思っているのではない。
逆に身を持ちくずすかもしれない。
居酒屋は宗教ではないが、宗教だって身を持ちくずすことがある。
ひとつは、大人の愉しみだ。
自宅と勤め先以外にもうひとつ自分の居場所をつくり、時々そこへ顔を出す。
中年からの人生の時間の使い方とよく言われ、趣味をもつ、サークルに入る、資格をとる、山へ上る、もう一度勉強する、等々いずれも大変結構だ。
その手っ取り早いところとして居酒屋はどうだろうかということだ。
孤独を愉しむ、あるいは主人との世間話を愉しむ、知らない町を歩きそこの居酒屋へ入ってみることを愉しむ。
第一、酒を愉しめる。
注意アジフライ500円
タコ刺850円
いか刺1000円
金目刺1000円
ハイボール500円
生ビール650円
「営業時間11:45~14:00・17:30~22:00/日・祝休」