富山 魚富 | 日本の酒場をゆく

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特製スープが魅了する牛すじ煮込みew_icon_a401_20240121114708712.gif
富山軌道線新富町電停から歩くこと約1分、ひまわり通り沿いに居酒屋(魚富)がある。
店内は座敷もある小ぎれいな魚料理の居酒屋だ。
品書に「富山ブラック牛すじ煮込み」がある。
富山ブラックとは富山のご当地ラーメンだ。
戦後肉体労働者のための塩分補給として、醤油を濃くしたラーメンを作ったのがきっかけで「富山ブラック」が生まれたと言われている。
富山市は知る人ぞ知るラーメン王国で、昔一度入った富山ブラックの店の味を思い出した。
まっ黒なスープを一口すすると、ものすごくしょっぱく、まるで醤油をそのまま入れたみたいにしょっぱい。
麺にからむスープだけで十分辛いが、それでも未練にほんの少し汁を飲むとまるで塩が沈んでいるかのようにますますしょっぱくなってきて、頭の芯が痛くなった。
好奇心で選んだ富山ブラック牛すじ煮込みは濃いめだが濃厚な味わいが後を引く。
注意富山ブラック牛すじ煮込み600円
はまぐり酒蒸し鳴門わかめ850円
バイ貝の旨煮880円
穴子と茄子の天ぷらおろしあんかけ900円
勝駒「本仕込」1040円
千代鶴「純米吟醸」1160円
「営業時間17:00~23:00/日休【祝前営業】」