南平 五月 | 日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

二代目が受け継ぐ地元密着型の酒場ew_icon_a401_2023120210563714a.gif
高幡不動の名で親しまれている金剛寺は、関東三大不動のひとつに数えられる名刹である。
広大な境内では縁日や節分会、あじさい祭りなどさまざまな催事が開催される。
そんな高幡不動から電車で隣駅【1駅】へ。
京王線南平駅を降りると駅前とはいえ、周辺には商店街が少しあるだけでほとんどが住宅地。
「こんな場所に今宵の酒場が?」と勘ぐってしまうが路地を入ると小さな酒場が集まる一角に居酒屋(五月)がある。
「いらっしゃい」
主人が笑顔で迎えてくれた。
店内はカウンターと座敷からなる小さな居酒屋だ。
この類の居酒屋を楽しむにはやはり会話がキーポイントといっていい。
常連の中には一人客も多いが、カウンターの中でテキパキと働く主人を介しながら、客同士が他愛ない話で盛り上がるのもここでの楽しみ方。
メニューはホワイトボードに書かれ、そのどれもが例外なくうまい。
主人は食材に料理人のひと手間を加えた味を日々作り出している。
メモ飲み物メニューなし。
注意茶づけ540円
板わさ570円
豚バラレタスチャーハン650円
なめろう690円
鯵フライ790円
鮪赤身890円
「営業時間17:00~22:00/月休」