隠岐諸島の海の幸を味わい尽くす
久しぶりに潮風の吹く漁港の町を歩いてみたくなった。
知らない港町、島根県の隠岐諸島へ行ってみよう。
西郷港フェリーターミナルから徒歩約四分、七軒屋小路にある居酒屋(点)に入った。
カウンターとテーブル席からなるケレン味のないモダンな居酒屋で、夫婦二人でやっているようだ。
ホワイトボードに本日の鮮魚が書かれている。
ヒラマサ、白イカ、アワビ、岩ガキ、オコゼ、アカミズ、スズメダイ、オキメバル、ハタハタ……。
なかなかいい。
焼きもの、として、マグロカマ、ブリ、ハタハタ……。
更に、サバ寿し、アジ寿し、鯛寿し……等々。
選んだオキメバルをポン酢醤油に少しつけ口にすると、甘みに気品がある。
スズメダイはクセのない旨味が濃厚。
名物のサバ寿しは透明な白板昆布をまとってみっしりと酢飯に一体化して厚く、堂々たる存在感。
白調理着の主人はこれぞ職人、というより魚を扱う人らしく、開口一番本題直入なのがいい。
値段表示は外税。
玉子とじうどん600円
茶碗蒸し800円
サバ寿し1300円
バイフライ1300円
清酒「一合」450円
生ビール「中」550円
「営業時間18:00～22:00/日休」