新島 とりてつ | 日本の酒場をゆく

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旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

 

地元の労働者が集う大衆酒場ew_icon_a401_20230526162006e70.gif
四方を海に囲まれた日本は島が多く、島には島の居酒屋があり、それぞれの風土を楽しめる。
東京から約160キロ、伊豆七島北部に浮かぶ温暖な新島は、調布飛行場から飛行機で30分ほど。
新島は空気はきれいで、星空や海の美しさは首都圏とは比べものにならない。
新島のメインストリート「新島本道」の入り口にある焼き鳥酒場(とりてつ)に入った。
ここには東京下町の大衆酒場にも負けない常連客の活気がいつも満ちている。
連日常連と思しき人々で賑わう店内を見るといかにこの店が愛されているのかよく分かる。
焼き鳥のラインナップは、「ハツ」や「レバー」「ねぎま」「ぶたばら」など。
なかでも、「げきから」「うめしそ」という創作串焼きもある。
まずは生ビールをングングング……。
レバーのタレは濃厚な味付けのため、ジョッキを空けるペースが加速してしまう。
最近の高級焼き鳥屋は素材で誤魔化す。
これは塩で食えだのこっちは何もつけるなだの。
ここは自由なのが魅力。
注意ハツ150円
ねぎま140円
レバー150円
にんにくま160円
グレープフルーツサワー600円
生ビール630円
「営業時間17:00~22:00/月休」