商店街の居酒屋で呑む
立石仲見世商店街は戦後できた立石マーケットにはじまる。
アーケード屋根の商店街は両側に並ぶ小売店をぶらぶら歩きながら見られる市場感覚。
入ってすぐ右が以前紹介した立石にその名も高い、熱狂的ファンのいるもつ焼き(宇ち多")だ。
開店一時間前にすでに三十人ほどが入口に集まり、ならばと裏口に回るとこちらも同じで、刑事のガサ入れよろしく前後をふさぎ、いまかいまかと開店を待つものものしい空気だ。
アッという間にオヤジたちが集まって、夕方に品切れ閉店。
今六時半、(宇ち多")はとうに閉店している。
すごい人気だ。
その先にある(はせ)に入った。
カウンターの中には婦人が二人立つ。
暖かく明朗な人柄が伝わってくる。
二人は姉妹だそうだ。
家庭的な「酢のもの」をつまみ、透明なチューハイを飲んだ。
商店街は店仕舞いを終えガランとしてきたが、まだうろうろする人はいて、この雰囲気を楽しんでいるようだ。
冷奴330円
アボカド360円
酢のもの430円
まぐろぶつ680円
チューハイ330円
日本酒500円
食べログ掲載なし。
東京都葛飾区立石1-18-9
080-3467-0260
「営業時間16:00～21:00/月・木休」