小樽 寿し処 一休 | 日本の酒場をゆく

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旅酒や 無頼な心の よりどころ

 

 

 

 

 

老夫婦で営む寿司屋通りの寿司屋ew_icon_a400_202211032029153fd.gif
小樽運河は大正3年【1914】に着工し、同12年【1923】に完成した港湾施設。
その頃は沖合いに停泊した大型船との間は艀と呼ばれる小さな船を駆使して荷物を運搬していたが、より効率的な輸送を目指し、海岸を埋め立てて造成された。
現在は小樽の象徴的な観光スポットとして整備されている。
「アー腹へった。やっぱ、小樽の昼飯は寿司だろう」
しばらく歩いて運河沿いに寿司屋が立ち並ぶ「小樽寿司屋通り」にある(寿し処 一休)に入った。
入口は北海道らしい外冷気の侵入を防ぐ二重ガラス戸だ。
この店は11時から21時までの通し営業。
他に客はいない。
「いらっしゃい。何にしますか」
おばちゃんが声をかけた。
「燗酒と上寿司ね」
届いた燗酒は「北の誉」。
クイー……。
飲むほどに味わい深い札幌の地酒だ。
それから握られた、【マグロ、マダイ、アマエビ、タコ、イカ、サーモン、アカガイ、イクラ、トビッコ、タマゴ】のすばらしさ。
どれも大変結構だった。
メモ値段表示は外税。
注意上寿司2100円
特上寿司2700円
一休寿司3600円
三色丼4500円
生ビール580円
瓶びーる680円
「営業時間11:00~21:00/不定休」