大和西大寺 小割烹料理こっぽう | 日本の酒場をゆく

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漂白の果てに辿り着いた奈良の酒場よしうお77
近鉄奈良線大和西大寺駅から歩くこと約3分。
両側に同じような酒場が並び、屋根をかけて通路にした小さな飲み屋街「国見小路」に(小割烹料理こっぽう)がある。
まずは奈良地酒「豊祝」の大吟醸。
「穂みのり、国も豊かに祝い酒」と詠まれた歌から命名し、全国新酒鑑評会で通算15回の金賞を受けている。
淡麗で芳醇な味わいは、清酒本来の味を大切にするため、但馬杜氏が手造りで造り上げたたまもの。
米の持つ旨味を最大限に引き出し、ほのかな吟醸香とまろやかなコクを醸し出した酒だ。
まず刺身の三種盛り合わせが運ばれてきた。
この日は本まぐろ、しまあじ、天然平目が登場。
刺身はどれも素晴しい味で、ちょっと大ぶりのいかにも魚を食べている気がする切り方もいい。
素材のよさが消えるからと刺身醤油は、角が立たぬよう味を落ち着かせた自家製醤油だ。
主人は料理に対して真摯に向き合う実力の料理人である。
注意いくらのしょうゆ漬900円
大和肉鶏とりのからあげ900円
はりいかの下足「塩焼・天ぷら」1200円
天然平目「造」1800円
豊祝純米450円
豊祝大吟醸1200円
「営業時間16:00~翌0:00頃/火・第1月休」