地元民が集う大衆お好み焼き酒場
JR高徳線徳島駅から歩くこと約10分、富田町の飲み屋街にお好み焼き酒場(菜の花)がある。
店に入ると客は男ばかりだ。
大阪のお好み焼きは具と粉をまぜ客が自分で焼くけれど、この店は別で店の人が焼いてくれる。
「何にしましょう」
主人が声をかけた。
品書きに「ねぎ焼」がある。
ねぎ焼は京都で初めて食べてとてもおいしかった。
「ねぎ焼ね」
「はいよ」
主人は鉄板に集中し、まず溶いた粉を鉄板にうすくのばし、ねぎを大量に入れ、醤油をうすく塗って手際よくエイヤとひっくり返して折り畳む。
出来上がり、どうぞとこちらへ押し出された。
では早速一口。
……ふうん。
うまいのかまずいのかわからない。
どこがおいしいのか探ろうと黙々と口に運んだがそのうち飽きてきた。
京都で食べたソース味のねぎ焼が好みとわかった。
コストパフォーマンスは優良。
えのきバター300円
玉ねぎの玉子とじ300円
ゲソもやし炒め350円
ねぎ焼400円
ブラックニッカ クリア グラス「水割\ロック\ハイボール」各380円
アサヒスーパードライ生ビール「中」480円
「営業時間18:00~翌2:00/日・金休【土以外の祝休】」