神保町 兵六 | 日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

旅酒や 無頼な心の よりどころ

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創業より守られてきた男を磨く酒場
路地を通り抜けた先にある、とっておきの酒場が(兵六)だ。
屋号には「民衆酒場」と銘打ちながらも、ここは亭主や客同士が進んで会話を楽しむ酒場とは少し様相が異なる。
暗黙の掟として隣同士の酒注ぎは禁止になっており、亭主も客の心地よさを引き出す程度の会話に留める。
あくまでも、ひとりの時間をじっくりと楽しむための空間なのだ。
ここではいつも芋焼酎「さつま無双」から。
徳利に焼酎が注がれ、猪口とアルマイトの急須に白湯が用意される。
季節問わず、ここではお湯割りが基本となる。
薩摩揚げが合うのはもちろん、意外にも中華料理と良く合う。
客を分け隔てなくむかえる酒場の雰囲気には伝統の重みというか、懐の深さがある。
店内には冷暖房もなければ、電話もない。
大切なひとりの時間を楽しむなら、携帯電話の電源は切って入店するのがマナーだろう。
神保町の路地裏に佇む小酒場で、名酒肴と共有する孤高のひととき。
注意つけあげ530円
餃子580円
炒豆腐580円
さつま無双680円
清酒740円
ビール「大瓶」790円
「営業時間17:00~22:30/土・日・祝休」