日本の酒場をゆく

日本の酒場をゆく

酒場行脚を生業に 日々放浪にして 放浪を極みとす

成熟した時をむかえ、ほんの少し贅沢を楽しみたい……。このブログは、そんな大人の楽しみを探求していきます。

 

 

女子系ラーメンの極み「ラーメンジェノバ」!ew_icon_a401.gif

博多の美食を満喫した後はやはりラーメンでシメたい。
深夜営業のラーメン屋が多いのも福岡の魅力だ。
太るとわかっていてもついついやめられない。
福岡市地下鉄空港線中洲川端駅から歩くこと約四分、博多川沿いの博多川通りに独創的な創作ラーメンが定評のラーメン屋(ラーメン 海鳴 中洲店)がある。
深夜も行列を作る清川(海鳴)の初支店が平成十一年に中洲に登場。
トンコツスープにバジルとパルメザンチーズを加えた「ラーメンジェノバ」、辛味ジャン入り「ラーメン火豚骨」の同店限定二大麺に注目だ。
ラーメンジェノバは、クリーミーなスープにバジルとパルメザンチーズで香りとまろやかさをプラス。
トンコツとバジルの組み合わせが新しい!
芳醇な香りで女性人気もうなずける。
中洲や天神で飲んだ帰りに徒歩で行けるラーメン王国・福岡を実感した人気ラーメン屋だ。

メモコストパフォーマンスは優良。
注意替玉100円
ご飯150円
とんこつラーメン670円
魚介とんこつラーメン740円
ラーメンジェノバ760円
ハイボール420円
「営業時間18:00~翌6:00/日休」

 

 

ワインやピザを手に立ち飲む角打ちew_icon_a401.gif

福岡市地下鉄七隈線薬院大通駅から歩くこと約二分、薬院六つ角交差点近くにある(こば酒店)に入った。
店内には酒屋併設の角打ちコーナーがある。
イタリア料理店風の黒板メニューに、酒樽のテーブルが並ぶ。
九州流のある種の熱気に満ちた角打ちというより、女性一人でも入れそうなアットホームな角打ちだ。
しかも禁煙!
酒は自家製のサングリアやカシス・ヌーヴォで作るカシスソーダなども揃う。
ワインの種類も豊富でボトルは店頭表示価格プラス三〇〇円で持ち込みができる。
ツマミもミニピザや生ハムプロシュートなど女性好みで、ひと手間かけた料理も揃う。
ミニピザはワインに合うアンチョビピザなど五、六種がある。
支払いは注文ごとに金を小さなカゴに入れるキャッシュ・オン・デリバリー。
小銭の用意を。
メモコストパフォーマンスは優良。
注意いかしゅうまい「1ヶ」100円
アンチョビピザ350円
枝つき干しぶどう400円
エリンギぽん酢焼き400円
東一390円
ちょい甘サングリア400円
「営業時間17:00~23:00【土】17:00~21:30【酒販売】10:00~21:30/日・祝休」

『立ち飲み店』

 

 

 

福岡のモツ料理の実力店ew_icon_a401.gif

福岡市地下鉄七隈線薬院大通駅から歩くこと約2分、薬院六つ角交差点近くに(もつ料理 幸 本店)がある。
モツ鍋発祥の地でもあり、激戦区でもある福岡。
他店との差別化を図ろうと創作化が進む店も多いなか、昔ながらの正統派醤油モツ鍋が味わえるのが(もつ料理 幸)だ。
店は福岡大名のほか、東京西麻布にも出店。
カウンターに腰をおろすやいなや、店の若い男が飲み物の注文を聞きにきた。
曇海をオンザロックにしてもらった。
サガリ刺、せんまい刺、シンゾウ刺、すもつ、ホルモン味噌炒め、とうまそうな品書が並ぶ。
「ゆがき、って何?」
「茹でた大腸をわさび醤油で食べるもの。うちの名物です」
「それとロシア漬けね」
「ハイ」
そう言って仕事にかかった。
ピンク色をした「ゆがき」がおいしい。
甘い九州の醤油はモツに合うという。
ドライな焼酎にはぴったりだ。
モツ料理と焼酎の組み合わせ、これがたまらない。
メモコストパフォーマンスは優良。
注意ロシア漬け550円
ゆがき700円
シンゾウ刺700円
せんまい刺700円
白波450円
曇海450円
「営業時間17:00~翌0:00【日・祝】17:00~23:00/水休」

 

 

 

天神の人気立ち飲み酒場ew_icon_a401.gif

西鉄福岡駅北口から歩くこと約1分、メルヘン通りに立ち飲み酒場(角屋)がある。
駅に近い天神のど真ん中にあっておよそ50年。
昔は、別の店名の立ち飲み酒場で、昭和の時代を感じさせる店だったが、20年ほど前から経営が代わり、家庭的な雰囲気になったそうだ。
九州では立ち飲みを角打ちと呼ぶこともあるが、こちらはいわゆる東京スタイル。
カウンターの代わりにテーブルを並べ、主に作り置きのアテを自由に選べる。
店内にある券売機の前に立てば、日本酒290円、焼酎240円~など大衆価格の酒がズラリと表示。
普通の酒や料理が普通にあるのがいい。
焼酎などは黒霧島や島美人など銘柄も選べる。
アテはおでん、がめ煮、ごま鯖、おばいけ、グリーンサラダなど50種以上。
しかもそれらほとんどの価格が150~350円。
2フロアの店内は1階が立ち飲み専門、地下は座って定食なども食べられる。
メモコストパフォーマンスは極めて優良。
注意ごちゃまぜナムル200円
手羽煮300円
若鶏唐揚300円
刺身350円
ハイボール280円
日本酒「1本」290円
「営業時間11:00~23:00【土・日・祝】11:00~22:30/無休」

『立ち飲み店』

 

 

良心価格のバーew_icon_a52.gif

中洲川端駅から徒歩約5分、中洲中央通りとロマン通りの交差点角にある雑居ビル5解のオーセンティック・バー(Bar Vespa fukuoka)「バー ベスパ フクオカ」に入った。
以前紹介した(Bar Vespa Kumamoto)の支店だ。
熊本に本店を置き、福岡・銀座・京都・札幌にも支店がある。
「バーは5時から」をモットーに毎日17時よりオープン。
遊びに行く前の待ち合わせや、食前酒を楽しむ場でありたいというオーナーの考えからだ。
店内はゆったりカーブしたカウンターや照明が、客をやさしく包み込む。
「いらっしゃいませ、何にしましょう」
「レッドバイキングをください」
「かしこまりました」
アクアビット、マラスキーノ、ライムジュースをシェイクしてカクテルグラスに注いだ。
クイー……。
カクテルグラス【普通は氷を入れたオールド・ファッションド・グラス】のレッドバイキングは初めてだ。
熊本が本店だけあって、特産の晩白柚を使ったカクテルや明太子の渇き物など随所に九州色が強い。
メモコストパフォーマンスは優良。
メニューはない。
チャージあり。
「営業時間17:00~翌3:00【日・祝】17:00~翌0:00/無休」

 

 

 

焼鳥屋激戦区で屈指の人気を誇る酒場よしうお77

西鉄の薬院駅から徒歩約5分、白金1丁目交差点近くに(かわ屋 本店)がある。
カウンターには山積みされた「とり皮」が。
串に鳥の皮を巻きつけた名物の「とり皮」は、形や味など今までの串皮のイメージを画期的に変えた。
だんごのように細かく丸まった独特の形状に仕上げるためには、かなりの下準備が必要だ。
まず串刺しだが、鳥皮を串に巻きつけながら細かく差し込んでいく。
これによって、よくある鳥皮の2倍くらいの量になる。
その後6日間かけてじっくりと繰り返し焼きを入れるのだ。
素材には脂が少ない喉の付け根の部分を使っているが、何度も丁寧に重ね焼きをすることで、まんべんなく焼き色が付き、脂が落ちた理想の鳥皮に仕上がる。
醤油ベースの自家製ダレが皮に染み込み、深みのあるまろやかな味覚となっている。
新鮮な鶏のササミでしか味わえない半生の「ささみのしぎ焼き」もうまい。
メモコストパフォーマンスは優良。
値段表示は外税。
注意とり皮120円
豚足350円
大手羽350円
ささみのしぎ焼き「2本で一皿」350円
ハイボール450円
生ビール中「アサヒ」500円
「営業時間17:00~翌0:00/火休」

 

 

国産ウイスキーをショットで立ち飲めるバーew_icon_a401.gif

福岡市地下鉄空港線赤坂駅5番出口から歩くこと約5分、大名の通路奥に立ち飲み洋酒酒場(スタンドバー BEM)「スタンドバー ベン」がある。
立ち飲みは気軽に人との交流が楽しめるいわば、社会勉強の場。
わずか6坪の店内は、昔の「トリスバー」や「ニッカバー」をイメージした、懐古的な雰囲気が漂う。
大名らしく、小さいながらもオーナーのこだわりが光る穴場店。
若者や女性客も多い。
大名という場所柄、若い人も入りやすい。
酒のおすすめは、なかなかお目にかかれない国産の地ウイスキー。
鹿児島で誕生し現在は信州で作られるマルスウイスキー、昭和50年代に一斉を風靡した岐阜のPEAKなどウイスキーマニアには堪らない酒を味わうことができる。
料理は隣の店から注文。
世界に誇るジャパニーズウイスキーをハイボールでやるのも今風の楽しみだ。
メモコストパフォーマンスは優良。
飲み物メニューなし。
チャージあり。
注意兎のリエット580円
ギジのレバーペースト580円
ジビエソーセージ750円
「営業時間18:00~翌1:00/無休」

『立ち飲み店』

 

 

 

福岡発祥の庶民の鍋ew_icon_a401.gif

福岡市地下鉄空港線天神駅13番出口から歩くこと約2分、印幡町通りからビルの通路を抜けると元祖もつ鍋(楽天地 天神本店)がある。
以前紹介した(楽天地 西中洲店)の本店。
創業は昭和53年【1978】。
現在は2代目店主が店を切り盛りする。
2代目は子供の頃から父親の作るモツ鍋の味に親しんできた。
料理メニューはモツ鍋のみと潔く、酢モツをつまみながら鍋を待つのが定番だ。
(楽天地)のモツ鍋の代名詞といえるのが、山盛りに積み上がったニラ。
鍋からニラがこぼれそうだ。
鍋のキモとなるニラは1日に200束消費する。
ときにはモツの値段よりも高い日があるとか。
そのニラがセンマイやハツなど7種類のモツの味と食感を引き立てる名脇役となる。
ニラは食感を楽しめ、なおかつ口に残らないという4.5cmにすべて切りそろえる。
最後は当店が発祥とされるチャンポンで締めくくろう。
メモコストパフォーマンスは優良。
値段表示は外税。
注意酢モツ150円
キムチ150円
ニラ460円
もつ鍋単品コース1090円
酎ハイレモン430円
ハイボール450円
「営業時間17:00~翌0:00/無休」

 

 

 

 

 

魚自慢の居酒屋の魅力よしうお77

JR鹿児島本線博多駅から歩くこと約八分、住吉通りから入った路地に(はじめの一歩)がある。
九州といえばまず魚だろう。
福岡を訪れる際、初めて入った居酒屋でも無条件で酒のつまみに選ぶのが刺身だ。
「ビールひとつ」と注文し、おしぼりで手を拭い、まずは一杯。
ングングング……。
どんな居酒屋も最初の一杯はうまい。
そうして品書をゆっくり見ていこう。
お通しがあるのであわてて注文することはない。
これが居酒屋で最も楽しい時間だ。
最後までじっくり見て二つのことを考える。
一、この店の実力をあらわす季節の一品を見抜く。
一、それを中心に全体の流れを組み立てる。
この日の刺身盛り合わせには、マダイ、イサキ、コウイカなどが登場。
魚は小呂島や対馬の漁師から仕入れた地物のみ。
刺身、煮物、焼き物、揚げ物と客の好みに応じて調理してくれる。
メモ値段表示は外税。
注意さばみりん830円
穴子巻玉子焼き1200円
赤ハタ造り1980円
刺身盛り合わせ3500円より~
とらふぐひれ酒1000円
魔王「芋」一杯1200円
「営業時間11:30~14:00・17:00~翌0:00【土】11:30~翌0:00【日・祝】11:30~23:00/無休」

 

 

チャージなしの京都のバーew_icon_a52.gif

京阪本線三条駅から歩くこと約5分、先斗町の飲み屋街から南大黒橋通に入ると雑居ビル2階にバー(川崎bar)「カワサキバー」がある。
「いらっしゃいませ」
バーテンダーがにこやかに迎えてくれた。
「何にしましょう」
「バラライカをください」
「かしこまりました」
得たりとシェイカーを手にとりウォッカ、コアントロー、レモンジュースがシェイカーに入った。
シャクシャクシャク……。
けれん味のないスイングで振られたシェイカーからバラライカが注がれた。
ツー……。
ほのかに酸っぱいなかに意識的な強さを持った辛口のカクテルだ。
バラライカのベースはウォッカ。
ベースがジンだとホワイトレディ、ベースがブランデーだとスタンダードカクテルのサイドカーだ。

この3つはいわば3兄弟。
ではもう一杯。
「マスター、パリジャンね」
「はい」
マスターはこっくりとうなずいた。
メモコストパフォーマンスは優良。
メニューはない。
チャージなし。
食べログ掲載なし。
京都府京都市中京区木屋町三条二筋下る東入南側木材町173-3先斗町日高ビル2F
電話075-255-1224
「営業時間18:00~翌2:00/無休」