先日は芦城公園の紅梅を撮ってきたが、やはり加賀の國の紅梅白梅といえば、ここは外せない。きょう境内を覗いてきたが、思いのほか開花している。
但し、悲しいことに元旦の能登半島地震で石灯籠などが倒れて散乱し、鳥居からの参拝はできず、わき道からの入場。また、石造りの置物はかなり倒れている。
小松市は震度5強、このあたりの神社は軒並みこのような被害を被っている。
小松天満宮、創建は1657年(明暦3年)加賀藩二代目当主の前田利常が小松城に穩居にされる際、城北にあたるこの地に前田家の氏神としてお祭りする菅原道真を鎭祭したのがそのはじまりとか。北野天満宮を4分の1に縮尺して建てられ、京の都から大宰府に流された菅原道真公の「飛梅伝説」に由来した紅白の梅が咲き誇る「天満宮」である。
境内で塀の修復作業をしていた人によると、今年はいつもより花の開花が早く、ピーク時はかなり華やかな感じになるだろうとのこと。
せめてもの救いである。
一の鳥居、二の鳥居とも立ち入り禁止
学問の神様だけあって、受験シーズンは大勢の受験生が訪れる。
私たちの子供たちもお世話になりました
復旧はいつごろになるのか…
とにかく元旦の参拝客に被害がなかったのが幸いである。