不登校のときって、とにかく「自分がダメなんじゃないか」とか「これからどうなるんだろう」って不安でいっぱいになりますよね。
友達が学校に行っているのに自分は行けない。勉強についていけない。将来のことを考えると真っ暗に見えてしまう…。私もそうでした。

 

特に辛かったのは、「気の弱い自分が嫌だ」と感じること。学校に行けないことで自己肯定感がどんどん下がって、「自分には意味がないんじゃないか」とまで思っていました。

 

 

そんなときに出会ったのが、ニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』という本です。
難しい哲学書というよりは、人生に向き合うための力をくれる本だと私は感じました。

 

 

「人生を前向きに、肯定的にしたい」
「自分の人生に意義を見いだせない」
「気の弱い自分が嫌だ」
「自己肯定感の低さを何とかしたい」

 

 

――もしこの中の一つでも当てはまるなら、きっと心に響く部分があると思います。

たとえば「神の死」という言葉は、古い価値観に縛られるのではなく、自分で新しい生き方を見つけていく大切さを教えてくれます。不登校で「普通のレール」から外れてしまった私にとって、その考え方はとても励みになりました。

 

また「超人」という考え方は、人と比べて優れている存在ではなく、「自分なりの生き方を選び取る姿」のこと。学校に行けなかった私でも、自分のやり方で生きていいんだと思えるようになりました。

 

すぐに全部理解できなくてもいいんです。ほんの少しでも「自分の人生を生きていいんだ」と思えたら、それだけで大きな一歩だと思います。

 

そして最後に、これは本当に心から伝えたいのですが――私は不登校で自分を責め続けていたとき、この本に出会って少しずつ前を向けるようになりました。もし、今のあなたが同じように悩んでいるなら、どうか一度手に取ってみてください。本当に読んでほしい一冊です。

 

 

 

 

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