葬儀帰りに出張 | M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

M3Variant : 高齢者の仲間入りしました

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLのほとんどはM3型(多顆粒型)ですが、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

13.2.27(水)

 朝、JRバスで久慈から二戸へ。標高は高くないが、山越え区間。
 来る時は夜でよく見えなかったが、この日の朝見たら、やはり今年は雪が多いようだ。
 途中の温度表示標識によると、気温マイナス6℃

● 新幹線乗り継ぎ ●
 二戸から新幹線はやて。仙台でやまびこに乗り換え。乗り換えた理由は、仕事で福島出張のため。
 東海道・山陽新幹線では、新幹線区間内で乗り継いたことが何回かあるが、
 東北新幹線内での乗り継ぎは初めて。

 福島でホームに降りたら、出張先へ同行予定の、同じ勤務先の同僚とばったり会った。
 同僚は下り,私は上りの列車だが、到着時刻がほぼ同じためである。

● 懐かしのタスキ複線 ●
 同僚と福島駅前で昼食の後、在来線で数駅。このあたりは Suica 区間で、手持ちの PASMO で乗り降り可。
 南福島~金谷川,金谷川~松川の区間は、上り線と下り線が
 はるかに離れたところを通っているタスキ複線である。

 東北新幹線開業前、東北本線の特急(はつかり,やまびこ。ああ懐かしい)でここを通るたび、
 上下線がなんでこんなに離れているの? といつも考えていたので、印象に残っている。

 南福島~金谷川は、上り線がそれなりの上り坂で、山の斜面に沿って徐々に登り、
 下り線は一気に坂を下る。という形になっているのはわかる。
 が、金谷川~松川のほうは何だろ。下り線は山の裾野に沿った曲線で、上り線は橋で一直線。
 複線化の時に建設費削減を狙ったのか、それともただの手抜きか?

 いずれにせよ、ここを通ったのは何年ぶりだろう。
 最寄駅で、取引先の営業担当者と合流。取引先の工場には2時間ほどいた。

● 除染 ●
 取引先の工場では、来月、放射性物質の除染の予定があるそうだ。
 窓の外を指差し、「あの家の屋根、今、除染中ですよ。」と教えてくれた。
 なるほど、民家の屋根を洗い流している作業中だった。
 ここら辺の空間放射線量、基準値未満だが、首都圏よりは1桁高い。

● 同じ東北でも ●
 午後3時頃、取引先の最寄駅から福島駅へ戻った。
 このあたり、昼はやはり暖かい。雪はあるが、融けて流れ出している。
 今朝、二戸の手前ではマイナス6℃だったが、ここはプラス1桁台後半くらいかな。だいぶ暖かく感じた。

● 北から南下中の者あれば、これから西へ行く者あり ●
 取引先の営業担当者は、この日これから北九州の八幡に行くという。
 東北新幹線で東京へ行き、羽田から福岡行き飛行機とのこと。
 着くのは今夜遅くだろう。みんな忙しいねえ。

 私と同僚は、新幹線で東京駅へ。横浜で夕食。

● 団十郎の葬儀 ●
 帰宅してテレビを見たら、市川団十郎の葬儀のニュースをやっていた。
 私と同じAPL(急性前骨髄球性白血病)。
 今月初めに亡くなった時に記事アップしたので、今回は敢えてコメントしません。

● 激動の1週間 ●
 1週前の2/20、53歳の誕生日の朝、起きたら何だか喉が痛いなあ。と思ってからこの1週間、
 予定していたこと・予想もしていなかったこと、いろんなことがあった。
 とにかく疲れた。この日は早く寝た。