帰国 | M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

M3Variant : 定年退職と同時にコロナ禍に

APL(急性前骨髄球性白血病)再発後、造血幹細胞自家移植を受け、社会復帰しました。
APLで通常のM3型(多顆粒型)ではなく、APL全体の2%ほどしかない M3Variant(M3V型:微小顆粒型)のため、この名にしてます。
主なテーマは、白血病,旅行,日々の出来事 の3つです。

12.5.05(土)

● 帰国 ●
 14:40 東京成田着。

● クロアチアの印象 ●
 食べ物は薄味で魚介類も多く、日本人向きだと思います。
 英語もよく通じ、一人旅しやすい国でした。

● ネクタイ ●
 異説もあるそうですが、ネクタイのルーツはクロアチアにあるとか。
 クロアチアの兵士が、無事な帰還を祈って贈られたスカーフを巻いていたのが起源で、
 クロアチア兵がフランスを訪れた際、フランス語でクロアチア兵をクラバットと呼ぶため、
 その布をクラバット"cravate"と呼ぶようになったとか。
 現在でもフランス語等ではネクタイを"cravate"というそうです。

12.5.04(金)

● 帰路はパリ乗り継ぎ ●
 エールフランス2161便 12:45 ザグレブ発 14:50 パリCDG着。
 機材はボンバルディアCRJ700で、今度はジェット機。
 乗り継ぎは全日空206便 20:00 パリ発。

● 凱旋門へ ●
 乗り継ぎ時間が5時間もあるので、いったん空港を出て市内へ行ってみた。
 パリの街は4年前に英国への往復時、1泊ずつして以来。そのときは、
 行きにドーバー海峡をフェリーで渡り、帰りは海底トンネルを通る新幹線、ユーロスター。

 空港から、郊外電車がそのまま市内の地下鉄に入るRERのB線に乗り、凱旋門へ。
 地下鉄の乗り換え駅でのアナウンス、何と日本語もあった。
 「お客様にご案内します。スリの被害に遭わないため・・」

 凱旋門は初めて。シャンゼリゼ通りを30分ほど歩き、再び地下鉄とRERで空港へ戻った。

● 帰国便の機内で ●
 乗り継ぎの全日空の機内、ターミナルから滑走路に向かっている途中、
 右隣の男性が、額から冷や汗。ゲーゲー嘔吐を始めた。機内にある嘔吐袋に吐き、
 嘔吐物をこぼしたりすることはなかったが、成田までの12時間先が思いやられる。
 と心配したが、すぐに回復。話好きの人で、米子の歯科医とか。パリのリピータらしい。

 左隣の女性もこれまたパリのリピータらしく、私を挟んで2人でパリの話で盛り上がった。
 私はパリのことはよく知らないが、他の旅行先の話もしたので、ときどき相づちを打ったりして聞いていた。