干潟の上に建つ世界遺産 | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

朝起きてから、私はまた、部屋の露天風呂に入りました。


露天風呂からは、厳島神社の大鳥居が、小さくでしたが見えました。


それから、昨日と同じ食事処で朝食を食べました。


夕食同様、朝食も美味しく、宮島グランドホテル有もとには、また旅行に行く機会があったら、是非とも泊まりたいと思う位、素晴らしいホテルでした。


それから、朝食を終えた私達は、干潮になっている厳島神社の大鳥居を見に行く事にしました。


大鳥居の近くまで来ると、昨日見た時は海だった所が砂地になっていて、観光客の人々が砂地の上を歩いています。


なので、私達も恐る恐る砂地に下りてみると、砂地は沈んだり水が浸み出てくる事もなく、普通に歩けました。


そして、砂地を歩いて大鳥居の所まで行きました。


大鳥居の少し向こう側は、海になっていて、何とも不思議な光景でした。


私達は大鳥居を歩いてくぐってみたり、干潟の上に建つ大鳥居の写真を沢山撮りました。


それから、大鳥居と逆方向に目を向けてみると、干潟の上に建っている厳島神社も、昨日とは全く違う神社の様に見えました。


海が干潮になって、私は初めて、厳島神社や大鳥居が、浅瀬の海の上に建っている事を知りました。


私は厳島神社や大鳥居が、宮島の地形を利用して、潮の満ち干きまで計算されて造られている事を、現地に行かなければ知る由もありませんでした。


百聞は一見に如かず


正に、その通りでした。


それから、私達はホテルをチェックアウトし、宮島の商店街で、もみじ饅頭の揚げたての天ぷらを食べました。


揚げたもみじ饅頭は、表面がパリパリしていて新食感で美味しかったです。


そして、宮島松大汽船で本土に戻り、私達は錦帯橋に行く事にしました…