今思うと… | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

私達が松山市で宿泊したホテルは、私がインターネットのサイトで見付けた、スタイリッシュなデザイナーズホテルでした。


ホテルの部屋に入ると、私がインターネットで予約した部屋に間違いありませんでしたが「思っていたのと、ちょっと違うかも…」という部屋でした。


私が予約したプランは1泊2食付きで、食事は和洋食どちらかを選ぶ事ができ、私達は、夕食にステーキのプチコースと、洋食の朝食を選択しました。


フロントで夕食も朝食も部屋食と言われたので、ステーキのプチコースは、どんな風に運ばれて来るのかなと思いながら待っていると、ワンプレートにコース料理の全てが乗せられていて、玄関のドアで受け取る形でした。


「え⁉️ステーキのプチコースが、こんな感じで出て来るん?」と、コースの全てがワンプレートで出て来た事に、私はちょっとガッカリしました。


プチコースには、サラダ、スープ、ステーキ、パンがありましたが、スープもステーキも熱々という訳ではなく、私達は部屋の狭いテーブルの横に並んで座り、運ばれて来た夕食を食べました。


食事が終ってからフロントに電話して、食べ終わった食器を取りに来てもらいました。


食事が終わってから私達は、もう一度、道後温泉の夜の温泉街を散策しに行きました。


昼間に散策した時と違い、夜は街の灯りやネオンで華やかな感じはしましたが、栄えているのは大通りに面した所だけの様に感じました。


それから、私達はホテルに戻る前に、近くにあったオシャレなカフェでお茶をしました。


私達は結婚してから、こんなに遅い時間に、二人きりでカフェでお茶をするのは初めてだったので、私は夫と付き合い始めた頃の様に、気持ちが高揚しました。


子供がいる日常生活では、夫婦二人でこういう時間を持つ事は出来ませんが、今回の旅行で、ちょっと贅沢な宿に泊まって美味しい物を食べたり、オシャレなカフェでお茶をしたりする時間が、私達の夫婦関係に潤いを与えてくれた様な気がします。


それから、ホテルの部屋に帰ってお風呂に入るのですが、お風呂は部屋の真ん中にあり、西洋風のバスタブとシャワーが透明のガラスで囲われていました。


「食事が部屋食といい、このガラス張りのお風呂といい、ここって、ほぼラブホテルとちゃうん⁉️」


…に、しては、結構いい宿泊料金を払ったし、ブライダルプランもあって、フロントもしっかりあるホテルでしたが、このブログを書く前に、私達が宿泊したホテルを検索しましたが、それらしいホテルを見付けられませんでした。


今思うと、やっぱり、ラブホテルだったのかも…叫び