気持ちだけは二十代 | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

私の学生時代のアルバイト仲間6人のグループLINEを作った私達は、新年の挨拶はグループLINEでしようという事になりました。


そして、次に集まるのは3年後のYさんの還暦祝いではなく、皆の都合が合えば、1年に1~2回位はご飯に行ったりしたいねという事になりました。


それで早速、Yさんが【俺が昔、家族で食べに行ったぼたん鍋が美味しい店があるから、皆で行かない?】と、食事会を企画してくれました。


それで、ぼたん鍋を食べに行く日も決まって、Yさんが店に予約を入れてくれていたのですが、コロナ感染症の再流行の時期と重なり、この企画はお流れになってしまいました。


それで、今度は私が、近隣の公園のレストランのグランピングプランというのを見つけ、同窓会から1年後に、また皆で集まって食事をする事が出来ました。


それから次の年には、Yさんが企画してくれていたぼたん鍋を食べに行きました。


そして、その年の秋には、Pちゃんの希望で、アウトドア施設のアトラクションを満喫したいという事で、いい歳をしたおじさん、おばさんが、学生グループや若いカップルや親子連れに混ざって、アトラクションの順番を待ち、キャッキャ言いながらアトラクションを楽しんでいました。


私達の子供は皆、成人していて、そのアウトドア施設は、私達の子供が小さい時は未だオープンしていなかったので、子供が成人した今、夫婦だけで行っても…という気恥ずかしさから、日常生活を共にしている夫婦で童心に戻ってなんて遊べないし、若い頃の友達と行くなら、気持ちだけは二十代の頃に戻れるので、若い頃のノリで、皆で一緒にアトラクションを楽しみました。


そして、その3ヶ月後、同窓会当初の約束であったYさんの還暦祝いを、私は、Yさんに内緒にしてサプライズで行おうと思い企画しました…