それだけで… | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

派遣先の会社で私の検収印と個人IDとメールアドレスを付与されてからは、私の仕事に対するモチベーションは、俄然上がりました。


私が入力した伝票に私の名前が入った検収印を押す、私のメールアドレスにメールが届く、それだけで私は嬉しくてたまりませんでした。


そして、その月末に私がデスクとパソコンを共有して使っていた日勤の派遣さんが辞められ、私は1人ポツンと離れ小島の席に座っていたのを、辞められた日勤の派遣さんの席に移動する様に言われました。


今までは、私の席の周りには誰も居なかったので、アウェイはアウェイでしたが、他の人達と席が離れているので、あまり気になりませんでした。


でも、私が移動した席は、いつも3人仲良く楽しそうに話している女子社員さん達の近くなので、話に混ぜてもらえないアウェイ感を、とても感じる様になりました。


でも、これで私の派遣先の物流倉庫の仕事に関する不満は無くなったので、職場でのアウェ感があっても、あまり気にしない様になりました。


それから約半年の間に、私の存在感が徐々に認識される様になってきて、仕事上の話をしてきてくれる人も出てきました。


それから、この派遣先の物流倉庫の中に、私の中学校の同級生男女2人が働いている事が判り、女性の同級生には、アウェイだった職場で、唯一仕事以外の事を話せる様になりました。


そして、その同級生を通して、他の日勤のパートさん達が、少しずつ私に話し掛けてくれる様になり、私が知らなかった職場の事を色々と教えてくれる様になりました…