効率化 | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

私の課のリーダーのHさんは、約一週間を掛けて、課長に出荷業務を引き継いでいました。


だけど、入荷業務の方は、副リーダーのUさんがいるからか、引き継ぎをしなかった様でした。


そして、Hさんが異動された後、シフトの関係で、私と課長と二人で22時以降の残業をする日が、週に1〜2度ありました。


そんな日は、課長が出荷業務にかかりきりになり、入荷業務は私一人でしなければなりませんでした。


遅番の出荷業務は、出荷システムのチェックと出力だけなので、入荷業務より早く終わります。


出荷業務が終わると、Hさんや遅番の男性正社員のTさんは、残っている入荷業務を手伝ってくれて、何とかその日の入荷業務を終えられるのです。


でも、入荷業務の引き継ぎをされていない課長は、入荷業務を手伝わないと、その日の仕事が終わらないという事が解っていない様でした。


それは、副リーダーのUさんが、22時以降の残業をした事が無いから、課長に遅番の入荷業務を教えられなかったからでした。


なので、私と課長二人の残業の日は、課長が出荷業務を終えた後は、私一人が沢山の仕事を抱えて四苦八苦しているのに、課長は全く気にも止めていませんでした。


だから、私はたまらず課長に、入荷差異のあった入荷伝票をピックアップして手書き訂正してもらい、入荷検収済の伝票の仕分けをしてもらう様に頼みました。


すると課長は、こんな面倒な作業を、毎日やらないといけない事に疑問を持った様で、課長の権限で、入荷業務の効率化を進めてくれる様になりました…