勤務時間の変更 | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

私の営業所での勤務時間は10時から15時までで、拘束時間は5時間ですが、12時から13時までは昼休みになっていて、私の実働時間は4時間でした。


午前中は営業所長のHさんも男性社員のNさんも、余程の事が無い限りは営業所におられ、昼休みには自席で愛妻弁当を食べられ、13時まで、自席でパソコンやスマホで時間を潰しておられました。


そして午後からは、Hさんは現場の営業所での出張面接や、業務請負契約をしている大手物流企業に、毎日の様に出掛けられていて、営業所には、大体16時頃に戻っておられる様でした。


男性社員のNさんも、昼休みが終わったら、本社に通い袋を持って行き、日払いのアルバイトの日給を営業所に持って帰って来られます。


そして、アルバイトの日給を入った通い袋を私に手渡して、その足で得意先回りに行かれます。


そして、私の退勤時間の少し前に営業所に戻って来られ、私は退勤するという毎日でした。


そんな毎日が3ヶ月くらい続いていた頃、Nさんが「13時30分くらいから得意先に行って、けいさんが退勤する15時までには営業所に戻らないといけないと思うと、得意先回りが十分に出来ないねん。」と、言われました。


Nさんは、午前中はHさんとNさんが殆ど営業所に居るから、営業所に3人も居る必要は無いだろうと、思っておられる様でした。


「けいさんが、所長と俺が不在になる13時から17時の4時間勤務に変更してくれたら、俺は、ゆっくり得意先回りが出来て助かるんやけど…」と、私に勤務時間を変更の打診をされました。


私の方も、5時間拘束の4時間勤務だと、時給が発生しない昼休みの時間が勿体ないと思っていたので、勤務時間の変更を快諾しました。


すると、私が勤務時間の変更をしてから、私の周りで、運命を感じさせる様な出来事が、次から次へと起こり始めます…