空振り | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

部署の新入社員歓迎会の前日に、歓迎会の日の23時頃に、夫が息子を駅まで迎えに行かないといけなくなる事がわかりました。


それで、私が「旦那が送り迎えしてくれるから、一緒に乗せて行ってあげる。」と約束してしまっていた、事務長が可愛がっているAちゃんの帰りの足が無くなってしまいました。


そこで私は、送り魔の事務長に、歓迎会の帰り、私とAちゃんを事務長の車で送ってもらえないかと、頼んでみようと思いました。


歓迎会の前日に、私は事務長の社用の携帯電話に【事務長に、お願いしたい事があるのですが、電話しても大丈夫ですか?】と、ショートメールを入れました。


すると、事務長から直ぐに、私の携帯電話に電話か掛かって来ました。


「お願いしたい事って、何?」


「明日の歓迎会の帰りの時間帯に、旦那に急な用事が出来てしまって、迎えに来てもらえなくなってしまったんです…」


「明日は、うちの車でAちゃんも一緒に送り迎えしてあげると約束してしまっていて…」


「行きは、旦那が送って行ってくれるので大丈夫なんですけど、帰りのお迎えがダメになってしまったんです…」


「それで、事務長が明日の歓迎会に、車で行かはるんやったら、帰りにAちゃんと私を、送ってもらえないかと思ったんですけど、ダメですか?」


「あぁ…明日は俺、仕事休んで、家から電車で歓迎会に行こうと思ってんねん…」


「え⁉️そうやったんですかあせるそしたら仕方ないですね…」


「他に誰か送ってくれへんか、俺から頼んでみようか?」


「いえ…こんな事、事務長にしか頼めないし…事務長がダメなんやったら、何とか他の方法を考えてみます…変な事をお願いして、すみませんでした…」


「事務長が、車で行かへんパターンもあったんか~ダウン


私が、かなりの勇気を出して、事務長にしたアクセスは、見事に空振りに終わりました…


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野球盤も進化していますね。