父の反応 | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

私の体が安定期に入ったという事もあり、母は父に、私が妊娠している事を話した様で…

「けい!ちょっと来い‼️」

と、私は父に、離れに呼ばれました。

「お前!妊娠したって…一体どうすんねん?」

「産む。」

「産むって…相手は離婚してないのに、産める訳がないやろ⁉️子供は、また出来る!今回は堕ろせ‼️」

「イヤや‼️」

と、私が叫んだ瞬間…

パシーン‼️

父の平手が、私の左頬を強く打ちました。

私は、父を睨みつけて、

「絶対、堕ろさへん‼️」

と、叫びました。

その時父は、娘が自分のお腹に宿っている小さな命を、必死に守ろうとして発した叫び声を聞いて、絶句していました…

「後は、ママに任しとき。」

と母が言ってくれたので、私は母屋に戻りました。

母が、父をどう取り成してくれたのかは判りませんが、それ以降父は、もう私に「堕ろせ‼️」とは、言わなくなりました…

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