就活 | 無い物ねだりの身の程知らず

無い物ねだりの身の程知らず

人が見れば決して不幸でも恵まれていない訳でもないのに、ありのままの自分を受け入れられていない私がいます。
子供の頃からずっとコンプレックスと生き辛さを抱えていた私の半生と現状を綴り、これからの自分の人生を前向きに生きられるヒントを得られたらと思っています。

短大のクラスメートが、どんどん大手企業に内定をもらっている中、私は11月になっても未だ就活らしい就活はしていませんでした。

短大に入った頃は、学校を辞めて働きたいとすら思っていたのに、毎日キラキラしているクラスメートと私を見比べると、私には大手企業が選んでくれる様な要素は何も無いな…と諦めていました。

なので、エントリーしたのは従業員が今すぐにでも必要そうな企業さんを受けましたが、内定にまで至りませんでした。

そんな私を心配したクラスメートの一人が、近隣にある公立研究所の期間限定の事務員の求人があると教えてくれました。

その研究所は家からも近いし、期間は三年間でしたが、

「この三年間で、結婚相手を見つければいいっかチュー

私が短大当時の就職は、結婚するまでの腰掛けと言われていて、私も出来る事なら早く相手を見つけて結婚して、専業主婦になりたいと思っていました。

それにこんな私に、クラスメートが探してくれた求人なんだから、ダメ元で受けてみる事にしました。