離乳食から月齢が上がっていくと「好き嫌いなく食べているか」「残さずに食べているか」「ごはんの量は足りているか」といった事に気を取られがちですが、離乳食から幼児食になっても咀嚼機能の発達はまだまだ続きます✨
口に入れて飲み込んでいれば
「ちゃんと食べている」と思いがちですが「ただ飲み込んでいる」のと「よく噛んでいる(咀嚼できている) 」とではまるで話はちがってきます。
咀嚼は、きちんと食べるうえで必要な能力であり、消化吸収がスムーズになって効率的に栄養を摂ることができるという、子どもの心身の健やかな発達に欠かせない役割があります。
1.消化促進
唾液中の消化酵素の分泌が促進され、
また食べ物が細かくかみ砕かれることにより
胃腸で消化吸収しやすくなります。
2. 脳が活性化する
よく噛むことが刺激となり、
脳に流れ込む血液の量が増し脳を活性化させ、子どもの学力向上につながると言われています。
3.味覚の発達
よく噛むことで食べ物の味や形や固さを感じることができ、幼児期に身につけたい味覚が発達します。
4.虫歯予防
よく噛んで食べると、唾液がたくさん出ます。唾液には虫歯菌が作り出した酸を中和する作用があり、虫歯予防の効果があります。
5.歯並びが良くなり、発音がハッキリする
よく噛んで食べる事で、あごの骨や筋肉が丈夫に発達し、歯並びが良くなり、発音や発声がスムーズになります。
6. 肥満防止
よく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激され満腹感が得られるため、食べすぎを防ぎます。最近の子どもに多い肥満を防止する効果があります。
ご家庭でも楽しく、良く噛んで食べる習慣をつけていきましょうね😊